時は流れて、、、

数年ぶり訪れた主人をなくした祖父の家は

背丈より高い草でぎっしりと覆われており、

とても中に入れる状況では無かった。

遠目から今にも崩れ落ちそうな屋根が見えるが

あの下での当時の暮らしや、

冬場に行くと、すき焼きをご馳走してくれ、

餅を入れてくれた。

シンプルな味つけと具なのに、

なんか知らんけど、、美味かった。

腹一杯食べた。

畑も、草でどこがどうかわからんが、

いろんな野菜を植えており、

すき焼きに入る野菜はそこで取れたものだ。

、、、帰りは野菜を持たせてくれ、

上げ膳据え膳のもてなしだった。

そんな思い出が、瞬時に思い出されるが、

今、、草がぎゅうぎゅうに生えており、

もうすんなりとは入れない。

崩壊寸前の屋根と生い茂った草が、

時を感じさせたが、、、

あのすき焼きの味や

寡黙な老夫婦の暮らしの風景の時は止まったままだ。

、、、

8月はいつも通りたまらん暑さの中スタートした。

暑いのは苦手だ。


すき焼き、、、は、、今考えんめー。