与一から出て来た生き物の記録

奇妙な生き物。早朝の自宅ガレージ奥の「与一」の中から、様々な働きをする者たちが生まれています。その有様と効能の記録です。

げんてん・1

2011-03-30 16:07:49 | げんてん


 


 


 げ ん て ん .Young  man  be  not  forgetful  of  prayer   


 


 


陽己と珠月へ。


勝手な事をいうと我が家の「原点」は、おまえたちのお父さんが蘇生した時にある。


ここで「僕は」という、かしこまった言い方で自分の事を言うのは、


この”原点”についてのちょっとした話を、おまえたちに話すのと、


おまえたち以外の、いろんな人たちにも聞いてもらおうと思うからである。


そして、おまえたちのことを、いちいち”おまえたち”と、偉そうにいうのは、


これをおまえたちが読むときに、いつも「おちゃらけたお父さん」な僕が、


たまには「偉そうにしている」と、面白がって読んでくれるかも知れないと思うからだ。


 


 


僕はおまえたちを心から尊敬している。


”尊敬している”と言われても、なんだか良くは分からないかも知れない。


それは 他でもない、「生きる」という事について、


きわめて不器用な僕たちのような夫婦の元へ、


命をかけて生まれてきてくれたからだ。


僕たち夫婦は不手際ながら、おまえたちに「親」として選んでもらえた事に感謝し、


おまえたちがこの世に生れ出るまでの、生命の戦いに


心の底からの敬意を持ち、その魂を尊敬するのである。


 


1話 「こころが”かじかむ”」


「こころがかじかむ」。


サイキック・ナミング。


これは、僕の尊敬する作家、大江健三郎と立花隆とのTV番組での対談で出てきた言葉で、意味合いは「心理的麻痺状態」を示している。  大きな災害や生命の危機に直面した際に、そこからは逃れる事はできないのに、「心」は逃れようとする「心理状態」。 喜怒哀楽を始めとする情緒が、災厄を感じたくないあまりに、その機能を止めてしまう。 全てを感じなくなるのだ。 「心が」機能しなくなってしまう。 この状態を「サイキック・ナミング」という。 それはちょうど”こころがかじかんだ”ような状態だという。 


僕は多感な思春期の頃から、20代前半くらいまでの10年間程、ある一つの事でこの「サイキック・ナミング」のような日々を過ごした。 「心」が”かじかんで”いたのだろう。 完全に情感は無くしていないので、「よく似た状態」だといえる。 きっかけは中学生時代、「シンナー中毒」だった事から始まる。 妙に攻撃的で、無駄に繊細で、当時の悪仲間とも人間関係がうまく行かず、そのくせ真面目に生きる事もできず、煮ても焼いてもどうにもならない自分が嫌でならなかった。 当時の仲間とは万引きや空き巣をはじめ、思いつく「やんちゃ」の限りを尽くし、その拠点となった仲間の家で、あちこちから奪い取った万引き商品に囲まれてシンナーに興じながら笑いあった。 その笑いは、心からの「笑い」でない事を、気持のどこかで自覚しながら。 仲間の全員が嫌だったし、その中にいて笑っている自分が嫌だった。そうした関係を断つ事ができない自分が死ぬほど嫌だったが、どうする事もできないでいたのだ。 そんなある日、家族共々引っ越す事となり、徹して弱腰だった僕にとってそれは仲間に”別れ”を告げる良い契機となった。 携帯電話のないその当時はもっぱら公衆電話だ。 いつも一緒にいた一人の仲間にだけ、行く先は告げずに「もう、おまえとは一生遊ばない」といった。 絶対に”キレる”と思っていたその彼の反応は、僕には衝撃的だった。 ”泣きだした”のだ。 「誠一だけが友達やと思っていたのに・・」、そう何度も何度も言いながら号泣する彼を、僕は冷たく突き放した。 もう、とことん「嫌」だったから。


しかしこの事が僕の中で、”あいつにいつか殺される”という強迫観念として残り、神経を蝕んでいった。 高校を卒業する頃には、ちょっとしたもの音すら、”何かの気配”かもしくは”誰かの殺意”のように感じた。 実際、「声」が聞こえる症状も出てきていた。 「笑う事」がしだいに少なくなり、言葉数も少なくなり、ちょっとした挨拶すら頭の中で何度も練習してからでないと、上手くは言えない。 「長く生きても、この苦しみが続くだけ」と実感していた僕は、何度か自殺を試みたが未遂におわり、いよいよ情緒は不安定になるか、無感情でいるか、という所で落ちついて行くのだった。 両親の無限大の愛情すら、僕の心は拒絶していたのかも知れない。 要は、”心がかじかんで”いたのだ。


 


2話 「男子部の先輩」


我が家は母親の代から熱心な「創価学会」である。 高校を卒業して美術系の専門学校に通い始めたのは、この「どうにもならない哀れな息子」に対しての、両親の真心であり、合わせて経済的には苦渋の選択でもあった。 「絵画」にしか興味を示さない無感動でナイーブすぎる息子に対し、”母の祈り”は何年も深夜にまで続けられた。 僕の進学が決まる直前の父の「日記」には、こんな事が記してあった。 「誠一の専門学校に行って見た。通学時間は・・乗換は・・。これなら、誠一も楽しく通えそうだ」。 こうした両親の想いは、当時の僕は知る由もなかった。 


”心がかじかんだ状態”は、時間がたつと表面的には収まったかのように見えた。 しかし心の中心には常に空白があり、根強い「人間不信」こそが性格の根底となった。 「創価学会」の会合に参加すると、いつも誰かが誰かの事を心から心配し、そして祈っている。 笑いがあり、感動があり、参加するメンバーは「自分」を自由に表現し、それを皆で応援する。 悩みの淵から立ちあがるメンバーの姿があり、社会人として大きく成長していく若いメンバーの躍動が満ちている。 お年寄りの方々も、そこでは主人公となり、その向こうで子ども達が駆け回っている。 その陰では緊張感に満ちた青年たちが、参加メンバーの安全を守っている。 世間で言う”カルト教団・創価学会”とは、中から見ると全く違う世界がそこにはあるのだ。


ただ、当時の僕にはその空気そのものが「ウザい」だけだった。 「自分自身の殻を破って、成長しよう」、「悩める友を祈ろう」、「弱い自分を乗り越えよう」・・・・そんな前向きな事ばかりを言われるのは、僕にとっては大きなお世話なだけだった。 でも、それを言うのが「学会員」の常だ。 いつも元気のない僕をいろんな方が心配し、励ましの言葉を惜しみなくかけてくれるのだが、とにかく「うるさい」だけだ。 僕は”励まし”などいらない、前向きにもなりたくない、できれば「事故」か何かであっさり死んでしまいたい、その徹して「後ろ向き」な姿勢は明るく元気な学会員の中にあっても、揺るぎないのだった。 その当時は「もの創りの人」の自覚も芽生えていた僕は、できれば ”良い作品”を何点か残して、それでこの世界と別れよう、そんな発想だった。


いつも僕の事を気遣ってくれる「男子部」の方が、折々に訪問して来た。 「うっとうしい」ので、居留守を使うとメモ用紙に短い手紙を置いて行った。 「誠ちゃんへ 元気?? 又、来るわ! 良い作品ができますように!」・・・・。この優しい心遣いがたまらなく「うっとうしい」のだ。 そんなある日、その先輩がこんな事を言い出した。 「誠ちゃん、今度の会合で、紙芝居をやるんやけど、ちょっと斬新な”絵柄”にしたい。 是非、誠ちゃんの独特の画風でみんなを驚かそう!!絶対にみんな感動するで!」。 さすがに「後ろ向き全開」の僕も、この提案を断る理由はなかった。 そして渾身の力作が完成し、その会合は大成功となった。 紙芝居を見て、感動の涙を浮かべる老人の姿もあった。 「自分の作ったものが、人を喜ばせた」。 この時、久しく忘れていた「喜び」が僕の中で蘇りつつあった。


それから数日後の夜、玄関口から、僕の母の怒りの声が聞こえてきた。普段声を荒げる事のない母だったので、いつも部屋で籠ってばかりの僕も驚いて、耳をそばだてた。 どうも、紙芝居の話しを持ちかけた「男子部の先輩」が僕の母に怒られている様子。 気にはなったが、出て行かなかった。 「男子部の先輩」は母に何かを怒られて、慌てて帰った様子。 憤慨した母は食事の用意にかかり不穏な空気は無くなったが、夜遅くにその「男子部の先輩」が又やって来た。 そして再び憤慨する母に何度も頭を下げ、こう言った。 「すみません!やっぱり出てこないんです!誠ちゃんが描いてくれた紙芝居・・・・すみません・・直接本人に謝らせてください!」。 どうやら会合終了時の片づけの際に、誤って処分してしまった様子。 母に呼ばれて出て行った僕にも「先輩」は深々と、そして何度も何度も頭を下げ、「誠ちゃん!ホントにごめん!!ホントに・・・」。 申し訳なさに言葉を詰まらせながら必死に謝る「先輩」に、僕はあっさりと「別に良いっスよ・・別に・・」とだけボソッと言った。恐らく何時間も「紙芝居」を探していたのだろう「先輩」の、何度も何度も頭を下げる、その誠実な姿が僕の心に焼きついた。 基本、僕は、全てが”どうでも良かった”。 しかし、「先輩」のその姿は、”かじかんだ心”に「何か」を残したのだった。


 


「優しさ」、「真心」、「励ましの言葉」、「人のあたたかさ」、「友への想い」、


「感謝」、「祈り」、「人生の目標」、「希望」、「夢」、そして、


「ありがとう」という言葉・・・。


こうした感覚は、当時の僕には「うっとうしい」だけの、


「僕とは無縁」の感覚でしかない。 しかし、


両親やこの先輩を始めとする様々に僕に関わって下さった方々との日々が、


”かじかんで”いた僕の中に、こうした感覚を蘇らせようとしていた。


それは、当時の僕には徹して”理解不能”な感覚であり、


嫌悪感と共にそれらが自身の内に”バラバラ”に交錯し始めるのだ。


こんな不愉快な事はない。


 


つづく    


 


 


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http://www.lifehacker.jp/2011/03/post_1701.html

「あなたたちは 一人ではない」

2011-03-16 13:22:17 | 井川 WORKS!!


I k awa Works!!


 


 


これ、反則ですわ・・・。


エビ焼き師・イカワ(弟)のblogで紹介していたのですが・・・。


取りあえず、見て下さい!!


そして、「元気」と「勇気」と「決意」を、お持ち帰りくださいませ。


「あなたたちは 一人ではない」


http://www.youtube.com/watch?v=IxUsgXCaVtc&feature=player_embedded 


 


この動画を紹介した「エビ焼き師・イカワ」のBlog。


http://ameblo.jp/ebiyaki/entry-10831799700.html


 


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チャリティーイベントのお知らせ

2011-03-15 05:29:45 | 井川 WORKS!!

 

I k a w a   W o r k s !!

 

 

 

「チャリティーイベント」のお知らせ!!

 

僕の”mixi”の方の友人で、「宴車」さんという方がおられるのですが、この方、

めっちゃおもろいんです

 

何が?・・

 

ポールダンサーです。 BlogとかでUPされている動画とか、ホントすごいです!!。

 

イラストなども制作されていて、これもまたインパクト強です!!

 

僕と同じくかなり「毒」のまわったお友達です

 

ここにしょっちゅう遊びに来てくれていて、

 

「生き物たち」に慣れ親しんでいる皆さまにおかれましては、

 

この「宴車」さんのイラスト・・きっと”ニタニタ”してしまうでしょう

 

今回、「宴車」さんがイベントに参加される事を告知した、

 

ご自身のBlog記事の、ちょっとした一言に感動したんです。

 

 

「私にもやれることあった!!

 

みんなが元気いっぱいになるように、躍ります!!」。

 

 

で、

 

大々的に(勝手に)紹介させていたく事にしました(宴車さん、ごめんなさい)!!

 

お近くの方は、ぜひぜひ、遊びに行って見てくださいね!!

 

下記は「宴車」さんのHPです(インパクト超!!)。

 


 

 

 

 

 






急遽出演決まりました。
今週水曜日、急ですが東京銀座のブギウギにてポールダンス踊ります。
私にもやれることあった!
みんなが元気いっぱいになるように、踊ります!!
燃えるわ~?

ここで一曲。(東京ブギウギのメロディでネ)



銀座ブギウギ~心浮き浮き~
宴車は毒毒~

棒の歌で踊れば 銀座ブギウギ~

銀座ブギウギ~心浮き浮き~
宴車はぞくぞく~

渦巻き顔~ 絡み地獄~

銀座ブギウギ!




みなさんおいでくださいな???




【赤い鳥 東北地方太平洋沖地震 チャリティーイベントのお知らせ】

場所:ブギウギ銀座 http://<WBR>boogiew<WBR>oogiegi<WBR>nza.com<WBR>/
入場無料
時間:20時~22時
冷たいお茶類・水は無償提供(アルコール類は通常料金)、投げ銭制。
投げ銭、アルコール類の売り上げは義援金として募金致します。

月曜:美雲(シャンソン歌手)、火曜:チャラン・ポ・ランタン&ら・シャララ!、水曜:宴車(ポールダンス)他、木曜:ピラミッドス&コッペリア、金曜:あやちクローデル&イーガル&バーバラ村田&蜂鳥あみ太=4号

※※イベント趣旨※※
連日報道されております被災のイメージ・情報・余震に振り回され、気が張りつめている方も多いように感じます。被災してないけれど傷ついている人が音楽を通して楽しんでお金を払ってくれて、多少なりとも気持ちが楽になって、日本経済を動かしてくれるような原動力になってくれることを願っております。そういう動きが日本に活気を戻し、被災地の方々への助けになると信じております。自分の元気が無い時に人を元気にすることは難しいことです。被災もそうですが、経済の硬直化が一番の打撃に成り得ます。わたしたちにできることは、音楽を通して楽しんでいただき、その力で日本経済の硬直化を止め、さらに義援金として被災地に届けることのように思います。
ブギウギ銀座 矢澤

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被災された方、友人をお探しの方へ

2011-03-13 11:51:39 | 井川 WORKS!!

被災された方へ 友人をお探しの方へ


下記は”mixi ”の今回の震災に対しての緊急時の対応の全文です。


被災された方の中で、「自分の今いる位置を誰かに伝えたい」という方が


いらっしゃれば、下記の中の赤字にしてある機能を有効に活用して頂ければ、


と思います。


もちろん、「ネットに接続可能な状況」である事や、「携帯電話が機能している事」などの、


制約はあるのですが・・・。


 


この中には、その他にも、様々な「生き延びる為のアイテム」が掲載されていますので、


どうか有効に活用して下さい。


もし今、僕の様に安全な場所にいて、なおかつ「自分の友人は被災していて、


救助が間に合っていない・・」という方がいらっしゃれば、この内容を携帯メールなどで


友人に伝えてあげてください。


あなたの大切な友人の”生き延びる力”を信じ、


そして、絶対に無事である事を祈ります。


 


 


災害時のmixiのご利用について




3月11日に東北地方太平洋沖地震と津波が発生し、日本各地に甚大な被害がもたらされております。

『mixi』は、地震発生後システムの増強を行っており、現在、サイトは安定して稼働しております。インターネットに接続できる方は、安否確認、情報収集にご利用いただけます。

1.地震関連コミュニティのご案内
ユーザーの皆さまが地震情報に関してのコミュニティを作成してくださっています。
有志の皆さんによるこれらのコミュニティでは、多数存在する今回の地震関連のコミュニティを取りまとめ、カテゴリや情報別に整理されていますので、情報交換にぜひご利用ください。

【主なコミュニティ】
総合情報
「東北地方太平洋沖地震情報」
「大地震ネットワーク」
「東北地震コミュリンク集」

被災者支援情報
「人命救助情報・東北太平洋沖地震」
「地震被災者サポートコミュニティ」
「東北地震・医師による健康相談室」
「東北地震難病・障害・高齢者支援」
「東北大地震支援from関西」
「東北地方地震支援 中国・四国」

地域別
「東北太平洋地震(岩手県限定)」
「東北地方太平洋沖地震支援 新潟」
「大船渡の各避難所・東北沖地震」

その他
「ヤシマ作戦 東北地方太平洋沖」

その他のコミュニティはこちらから検索してください。
不確定な情報や流言に惑わされないよう、正しい情報収集を心がけましょう。
※この一覧は随時更新予定です。


なお、これらのコミュニティは管理人の方々の善意の元に運営されております。
その旨ご理解のうえ、管理人の皆さんに過度な負担がかからないよう、ご配慮いただきますようお願い申し上げます。



2.友人の安否確認について
『mixi』では、友人のプロフィールページで、その方の最終ログイン時間が分かります。
電話等が不通となってもインターネットへの接続が可能な場合は、友人のmixiのプロフィールページを見ることで簡易的に安否を確認できます。

また、「mixiボイス」(つぶやき)では、自分の状況を友人に知らせることができます。
「mixiチェックイン」では、携帯電話のGPS機能や基地局情報などを利用し、ボタンをクリックするだけで自分のいる場所を発信することが可能です。

なお、友人登録(マイミクシィ追加)してない友人を探す場合は、
こちらのページをご利用ください。メールアドレスなどから検索することができます。


■その他、災害時に役立つサービス
<各種動画サイト>
Ustream(http://www.ustream.tv/)
→NHK、フジテレビ、TBSなど各社が速報を配信中

ニコニコ動画(http://live.nicovideo.jp/)
→NHKやフジテレビの地震番組を生中継

<無線LAN、Wi-Fiスポットの開放>
・ソフトバンクWi-Fiスポット
→ネットワーク名を「FON」と入力

・livedoor Wireless
http://blog.livedoor.jp/ld_wireless/archives/51908390.html

・FON
→「FON_FREE_INTERNET」で認証不要で使用可能

<災害用伝言ダイヤル>
・「171」をダイヤル

<災害用ブロードバンド伝言板>
https://www.web171.jp/

<Google安否確認サービス>
http://www.google.co.jp/intl/ja/crisisresponse/japanquake2011.html


<携帯電話各社の災害用伝言板>
・NTTドコモ
【PC】http://dengon.docomo.ne.jp/top.cgi
【モバイル】「iMenu」トップから
【詳細】http://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/page/110311_01_m.html

・KDDI
【PCから確認】http://dengon.ezweb.ne.jp/
【モバイル】「トップメニュー」または「au one」から
【詳細】http://www.au.kddi.com/

・ソフトバンクモバイル
【PCから確認】http://dengon.softbank.ne.jp/J
【モバイル】Yahoo!ケータイの「災害用伝言板」メニュー、またはMy SoftBankから
【詳細】http://mb.softbank.jp/mb/information/dengon/index.html
※11日から1週間、ソフトバンク端末から送信する全ての国内向けSMSが無料に

・イー・モバイル
【PCから確認】http://dengon.emnet.ne.jp/
【モバイル】ブックマーク(お気に入り)>EMnetサービス>災害用伝言板>災害用伝言板トップページ
【詳細】http://emobile.jp/service/option1.html#saigai

・ウィルコム
【ウィルコムの電話から】http://dengon.clubh.ne.jp/
【H"から】「H"LINKコンテンツ」のTOPページから
【他社携帯電話やパソコンから】http://dengon.willcom-inc.com/
【詳細】http://www.willcom-inc.com/ja/dengon/index.html


■災害時の対策について
●身の安全を第一に
・今後も強い地震が発生する可能性があります。身の安全を第一に考えてください。
・揺れたら机やテーブルの下に避難してください。
・揺れがおさまっても、あわてて飛び出さないでください。揺れが再発したり、物が落下する恐れがあります。
・家具や照明器具など、倒れたり壊れたりする可能性のあるものから離れてください。

●避難に備えて
・火の始末に注意してください。暖房器具、ガス栓など。
・窓やドアを開けるなど、逃げ道を確保してください。
・ガラス片などによるケガ防止や、外に避難する際にすばやく行動するために、室内でも靴を履くことをおすすめします。
・近所の避難場所や、帰宅支援ステーション(コンビニなど)を確認しておいてください。
・いつでも避難できるよう、懐中電灯や食料、防寒具、ラジオ、携帯電話の充電グッズ、手袋、保険証や薬などをまとめておいてください。


東北地方太平洋沖地震で被災された皆さまには心よりお見舞い申し上げます。

被災地支援ミクコレはこちら

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震災についての転載です!!

2011-03-12 13:24:46 | 井川 WORKS!!


 


震災につての転載です!!


アクセスをお願いします!!


 http://ameblo.jp/sayurin-mama/entry-10828319178.html


 


特に今、被災されているが、ネットを見れる環境におられる方へ。


救援に向われている方へ。


TVを見ていて、何かできないか・・と心を痛めておられる方へ。


 


井川 誠一



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緊急!!!僕の弟のブログ

2011-03-12 02:26:18 | 井川 WORKS!!

緊急!!


http://ameblo.jp/ebiyaki/entry-10827911768.html


 


現在、地震の為、被災されている方々の無事を、


強く強く、祈っています!!!


どうか、無事でありますように!!


上記は僕の弟のBlogのURLなのですが、今、とても必要な情報を発信しています。


「原発の冷却炉が止まった」等のニュースも・・・。


 


僕自身も、今、いったい何ができるのか・・


このBlogというツールは、いったい何んの役にたつのかのか?・・


今、被災していない方につきましては、


どんどん被害の拡大する現場に対して、アイデア、情報、なんでも結構です!!


ここのコメントの欄でもいいですし、メール等を通じてでも・・。


そして、現に今、被災してしまっているという方、


「これで困っている」、「これで苦しんでいる」、「これが欲しい」、等々、


遠慮なく書きこみ、連絡、お願い致します!!


 


被災してしまった、という方へ


あなたの無事を祈っています!!


生き抜いて下さい!!


今、必要なものは何か?あらゆるツールを使って


教えて下さい!!


ここを通じて呼び掛けて戴いても結構です!!


 


もう一度、


あなたの無事を、祈っています!!


強く強く、祈っています!!


あきらめてはいけません!!


生き抜きましょう!!


 


井川 誠一



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そらの物語・53 「あまえんぼ」

2011-03-02 06:14:22 | そらの物語


 


53


あまえんぼ 


 


 出来事が 重なったから / ”おれたち”は 出会えた / すこし話した 白金を散りばめた様な夕暮れは /  薄い水色が 残っているのに  /  沈みかけた太陽が 未だ暖かく  /  飛び散ったように広がる 白い雲の  /   輪郭を輝かせ 陰影を際立たせる  /   それは全てを讃える 地球の歌  /  つかまえた”きみ”の ちいさな手は  /  もう はなした  /  今 おれの全部は はなした後で  /  ”きみ”につかまえられた 


(そら)「なあ、なあ、さいもと!なにごちゃごちゃかいてんの?」。 (斎元に代わって田川)「いやいや、そらくん、こいつアレやねん、詩が思い浮かんだらその場で書いときおんねん(笑) ”ヘン”やろ?(笑)」。 (斎元)「”ヘン”とかって言うな!今、傑作の予感がしてんねんって・・ちょっと待ってな・・・もうちょっと書いてから・・・」。 (そら)「なあ、さいもと、おれにもかいて!”けっさくのやつ”書いてぇや!」。 (斎元・自分の携帯に思い浮かんだ詩句を書きつけながら)「うん、そらくん、ちょっと待ってな・・・これ、できたらそのままそらくんの携帯にも送るわ」。 (そら)「そら”くん”の「くん」はいらんで(笑)!おれとさいもとの仲やろ? 「そら」とか「おまえなあ」とかのよびすての方がええで! だっておれらはバッチリ”愛ができとる”からな!」。 (思わず噴き出しそうになりながら田川)「えええっ?”愛”って(笑)・・・。しかも”バッチリ”(笑)?!!これ、笑ったらあかんトコ??」。 (そら)「あはは!!ええで笑って(笑)!!だって、男どうしで”愛”ができたら、それはもう、”ヘンタイ・プレイ”ってことやからな!!そんなもん、さすがのおれでも笑ってしまうで!!」。 (斎元も吹きだしながら)「あかんあかん!笑わさんといて!!書かれへん(笑)!!」。 (Hiたかお)「はっはっはっは!!!おまえの反応、めっちゃおもろすぎ!!腹いたい(笑)」。   (そら・自分の言葉がみんなに受けた事に気を良くして)「なあなあ、たかお!たかお!!おれの今の”発言”ってアレか? 「ボケ」てんの? 「突っ込ん」でんの?」。 (Hiたかお)「はっはっはっは!誰も「突っ込まれ」へんレベルでおもろかったで! どう「ボケ」たんか、誰も説明できへんな(笑)!!」。 (斎元)「あ・・・詩の言葉が・・・どっか行ってしもた(笑)」。 (田川)「あはは!よしお、あきらめろ(笑)」。 事件で集まった人々が引き上げ始める中、「斎元」・田川・「そら」・Hiたかお達が、それぞれの連絡先の交換や一通りのやり取りを終えた所で「そら」の携帯が鳴った。 「カイ」からの電話だ。 「1号が帰ったから、みんな集まってこれからの話しをしよう」との事。 もう少し話したかった「斎元」と田川だったが、「そら」の「ああっ!!1号が帰ったから、おれ帰るわ!なんか、カイギするから!!行くぞ、たかお!!」の一言で”あっさりお開き”となった。 しかし、”あっさり”していたのはこの解散の仕方だけだった。


「はしみ荘」に帰った「斎元」は、今日一日で起こった出来事が整理できずにいた。 結局の所はハッピー・エンドであった様な・・・。 「斎元」愛用のPCに向かい、さっきの詩作の仕上げにかかろうとした時、一本のメール。  


「なにしてんの?」。


ーー あ!早速の”そら”メールや。 さっき、別れたトコやのに・・・ーー


「今、自宅に帰って、さっきの詩の続きを・・・」と、返信メールを書きかけて、少し考え、「いま、じたくにかえって、さっきのつづきをかいてたよ そらは、いま、なにしてるの?「カイギ」??」。 と「斎元」メール。 一拍あけて「そら」メール。 「おれわ かいぎわおもろないからおとなしいのです」。 「あはは!むづかしいはなしをするのかな?」。  「そやな びーるとおさけとか かてきてやてるな まあえんかいのかいぎやな」。 「”えんかい”!おもしろそうやんか!そらも、おさけのむの?」。 「おれはのむけど あかあなるのでやめとくわ こんどさいもとのうちでえんかいやろうぜ」。 「あ!いいね~!!でも、そらは”みせいねん”やから、ないしょのえんかいをやろうか」。 「そやな おれはみんせねえでもどうどうとえんかいやるで ふたりでやろ」。 「よっしゃ!!ふたりでやろう!! なんか、おいしいもんかってきとくな」。


 ひとしきりのそうしたやり取りの後、メールは途絶えたが「斎元」の”ウキウキ感”は、「斎元」自身笑ってしまう程に抑えようがない。 まるでちょっとした恋愛小説の主人公が”念願の彼女をGETした”様な、のうてんきな自分。 読み辛い「そら」の”オール平仮名メール”が、その”難易度”が高まる程に「斎元」のたまらない高揚感も高まってしまう。 よくよく考えると夜食もろくに取っていない。 今晩は「どんべえ」ですまそうか・・・・とカップメンにお湯を注ぎ、さあ食べようか、というタイミングで、


 「なにかんがえてるの?」。 


と又、「そら」メール。 


「あはは・・えらいタイミングやなあ・・」。 「どんべえ」をかき混ぜながら返信メール。 「まだおきてたの? おれのほうは、「そら」のことかんがえながら”どんべえ”をたべてるで!!おいしいじょ~!!」。   「おれも さいもとのことかんがえてどんべえたべたいな」。 「そら」のメールに「」だとか「」が入っていると、なぜか”ときめいて”しまう「斎元」。 「さっきの”えんかい”でなにか たべなかったの?」。 「たべた とおふうととりのおにくとごはんはたべたおいしいじよ」。 「あはは!それやったら、もうハラいっぱいやろ?”どんべえ”はむりちゃうか(笑)?」。 「そやな どんべえはないけどさいもとのこどかんがえてにこにこや」。 「おれも、「そら」のことかんがえたら、なんかニコニコや」。 「ほんならおなじやなおれ どつかとんでいきそうやで さいもと よこでたかおがはよねろとうるさいのでもおねます こいつはほんまうるさいわ」。 「あはは!りょーかい!!たぶん、たかおさんは、おれのしごとのことかんがえて、そういうてるのやろうな?メール、たのしかったで!!じゃあ、おやすみ~」。 ふっと時計を見ると、もう夜中の1時。 「どんべえ」も食べさしで少し残っている。 PCも待ち受け画面のまま。 ちょっとした”メールのやり取りだけ”にこれほど集中した事が今まであっただろうか? 取りあえず寝床についた「斎元」は、もう一度自分の携帯電話に残った「そら」からの着信履歴を始めから何回も何回も読み返し、こらえきれない程の”愛しさ”に、身もだえしてしまうのをどうしようもないのだった。 何度寝返りを打っても収まりようのない幸福感は、いったい何時間続くのか・・。 明日はキチンと起きな、絶対ヤバい・・。やっと待望の”睡魔”に身をゆだねた時、


 「なにしてんの?」。


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