与一から出て来た生き物の記録

奇妙な生き物。早朝の自宅ガレージ奥の「与一」の中から、様々な働きをする者たちが生まれています。その有様と効能の記録です。

みなみとすずの毎日大冒険・8 「わが家の異変?」

2011-05-18 09:10:26 | みなみとすずの毎日大冒険

     


  


  みなみすずの毎日大冒険 


Young   man   be   not   forgetful   of   prayer   . 


  


 


「わが家の異変?」


わが家に”異変”が起こっている。 というのも、まずは下の写真。



んん??冷蔵庫・・・。この”異変”、分かります?? もっとわかりやすく・・・



冷蔵庫に・・・・ミニカー・・。 だれや??と、考えるまでもなく、犯人はこの人。



で、何をしようとしてるのか考えると、ちょっとおもしろくなって来た僕は、取りあえず「犯人」には何も言わずに、放っておいた。 すると・・・



きんぎょ・・・・・。


これは「犯人」に”仲間”ができた事を意味している。 「きんぎょ」の持主はこの人。



このまま放っておいて冷蔵庫がおもちゃだらけになるのもアレだと思い、みなみに「これはいったい何をしてるのか?」と聞いてみると、


みなみ 「かわかちてんねん」。


すず 「#●×△ねん」。


お父ちゃん 「かわ・・・・・」。


ゆかお母ちゃん「(ゲラゲラ笑う)」。


 


子どもには子どもの”つもり”がある。 特にここ最近のみなみの発言は、親バカかもしれないが、「想像力」を感じてしまう。 そのせいか「ウソ」も上手くなってきた・・・。 「ウソ」というよりは「テキトーに話しを作る」・・。 保育所で先生に、「みなみ君は昨日何を食べたのかな?」と聞かれて、「カレーライス」と答えたそうだ。 それも「お父ちゃんが作って」くれておいしくて、全部食べたから「ごほうびのおやつ」はチョコレートだったらしいのだが、実際は「ラーメン」で、「お父さん」は仕事でいなかったので作ったのはお母さん。 ものすごい「テキトー」に言ってるのに、何気に”具体的”だ。 僕はこれを”みなみ物語”と呼んでいる。  この「みなみ物語」がだんだんエスカレートしていて、一番最新なのが上の冷蔵庫を使っての「みなみ物語」。 あと、保育所の行き帰りに自転車から見えるものの順に「物語」を作ってくれる。


ー みなみ物語 ー


ゴミちゅうちゅうしゃは(ゴミ収集車)~


あっちにいってな~ も~いらんで~


かいだんのぼったら~


ちんどい(しんどい)で~ ほんならな~


おじさんがな~ おうちつくってな~ おもろいで~


おばけがでてきてな~ ビョーっと行ってな~


ゴチンッ(身振り付き)ってぶつかってな~


ちィ~でるでぇ~ うっわあ、こりゃあイタイ イタイやで~


ほんならな~・・・・・・・


と、保育所につくまで延々続く(笑)。 おもしろいのが、見たものを並べて言うだけでなしに、その中に「おばけ」とか「仮面ライダー」とか「ネコバス」とか、そこには見えていない記憶の中にあるものを”織り交ぜて”、物語ってくれる所だ。 現実と空想がごぉぉっちゃごちゃになって、区別できてるトコと出来ていないトコとの微妙な間で、想像力が爆発している。 「わが家の異変」とはこの事。


この、みなみの言葉の暴走に引っ張られる様に、すずの言葉もどんどん増えて来た。


 



すずの写真を見せると「ちゅじゅ(すず)~」。 「とっちゃん(父)」。 「かあちゃん(母)」。 何かいる時はちゃんと物を指さして「いるぅ~」。 おなかが減って来たら「ごあん!ごあん!」の連呼。 「ぎゅうにゅう」とかはハッキリと発音できるようになった。 あと、「はいっ!どーぞ!!」も。 すずに取って「みなみお兄ちゃん効果」は絶大だ。 


 



これはつい今朝がた、まだそう暑くもないのに扇風機をつけて意味深長な笑顔のみなみ。 ゆかお母ちゃんが「みなみィ~!!寒いって!切って!」。 というと 、「さむいとか ちゃうで~!せんぷうきが本読んでんねやんか!!」。 確かに、イスの上の本が扇風機の風邪でペラペラと・・。 それにしてもこの写真のバックに写っている冷蔵庫が大変な事になっているが、これもみなみ・・・。


 


勢いの止まらないみなみとお母ちゃんが衝突する場面も増えて来た。 お父ちゃんはまだ強敵すぎる様で、今の所衝突はないが・・取りあえず覚悟はしている。 ある朝、僕とゆかお母ちゃんの二人でコーヒーを飲んでいると、そこへみなみが来て「みなみもいるぅ~!!」。 で、そのあと・・・ 


ゆかお母ちゃん 「コーヒーは子どもが飲んだらあかんのや!!」。


みなみ 「こどもは飲んだらええのや!!」。


ゆかお母ちゃん 「子どもがコーヒー飲んだら・・飲んだらな・・・・ ・ ・えっと・・


爆発するで!!」。


みなみ 「おかーちゃんがばくはつしろっ!!」。


ゆかお母ちゃん 「爆発するのは おまえやっ!!! 」。


みなみ 「ばくはつせえへんわ!!!」。


ゆかお母ちゃん 「子どもが爆発するって言うてんねやろ!!!」。


みなみ 「おかーちゃんがこどもじゃ!!!!」。


ゆかお母ちゃん 「ほんなら、おまえは大人じゃ!!!!」。


お父ちゃん(転げまわって笑う)・・・。


 


このバトルは毎日の様に行われているのだった


 


 


 


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「ゆかちゃんの”東京探検記”」

2011-05-14 03:18:10 | 井川 WORKS!!

                             井川 works!!!                       


 


    ゆ ち ゃ の 東 記  


 


 


 


これは何かというと・・・・


「生き物たち Mini Bookといいます(笑?)。


先日、めずらしく”夫婦みずいらず”で東京に行って来たのですが、これは前回の記事でも書きました「路上演劇祭」を見に行く為に「手ぶら」でもアレだと思い、作成した小冊子。 上は、その作成の時に使った写真編集の機能で、ちょっと遊んでみたもの。 体裁はこんな感じ


 



「路上演劇祭」の開催が5月7日で、僕たちの出発は前日の夜行バスだったので、それだけでもギリギリなのにこの「小冊子」の作成を思い立ったのはその出発1日前。で、無理をしなければいいものを、「やりだしたからにはある程度ちゃんとしたモノ」でないと納得できない性格上、出発のバスの時間ギリギリまで作成に没頭してしまいました。 ここから僕の「嫁」=「ゆかちゃん」のちょっとした悲劇が始まってしまうのでした


というのも、あわてて出発したにもかかわらず、思った通りバスの時間に間に合わない・・・・・。旅行会社の出発場所の説明がわかりにくかった事も助けて、出発場所の「梅田」の”なんちゃらステーション前(?)”ついたのはバスの出発時間を20分近くもまわってから・・・。 こうなると、なんでも予定通りにいかないとものすご~~く「不安」になってしまう「ゆかちゃん」は、「せいいち!もうあかんのかな?トウキョウはやめとくの??どうなるの?」と不安満載 こういう場面で、何んとかならない事でも何んとかしてしまうタイプの僕は旅行会社の人と電話でやり取りする中で、京都まで電車で行ってバスに追いつき、あらためてそこから出発・・・という展開に。 しかしこの事が理解できない「ゆかちゃん」「ええええっ??なななんで?なんで?京都に行ってから、トウキョウってなに?なに?なんか、わからん?」。


僕 「ええねん!ええから行くで!!」と半泣きの「ゆかちゃん」共々に京都へ。 バスの京都出発時間が11時40分で、僕たちの京都着の時間が11時40分。 取りあえず滑り込みで間に合いました


このギリギリの展開でちょっとテンションあがり気味(笑)の僕とは逆に不安でいっぱいの「ゆかちゃん」は、バスに乗ってからも折々のトイレ休憩などでサービスエリアで止まっても、怖くて断固バスから降りない・・・。 「大丈夫!大丈夫!!今、20分の休憩って言うてたから、20分以内にもどって来たらバスは”ちゃんと”待ってるって!いや、ホンマホンマ!!」・・・。 「ええっ?バスがどっか行ってしもてたら、もお帰られへんで・・・。この状態で、ものすごい説得に説得を重ねてやっとトイレ休憩に出ても、サービスエリアで「おちゃを買う」だけでも、まるでゾンビか何かに取り囲まれた人が、今にも噛みついて来られる中を命がけで進む様に、僕にビッたりくっついて離れようとしない・・・。



これは、かなりお疲れの”トウキョウ着”の「ゆかちゃん」。 新宿、歌舞伎町あたりを少しうろちょろするうちに、ちょっとゴキゲンを取り戻してくれたところ・・・ 。僕は期待満載、「ゆかちゃん」は不安満載。 このちぐはぐな空気を一変させてくれたのが・・・・そう、Blog友達でイラストレーターの「虹河ことめ」ちゃんとの初対面!!!「私、”おばちゃん”なんで、びっくりしないでね!!」と何度も言っていたので、僕なりに「おばちゃん像」を思い浮かべてもいた。 ”おばちゃん”というと・・・ボリュームのある体系、なんだかわからないうねうねのパーマに「むらさき色」とかのヘア・カラー。 何故か手首には「輪ゴム(笑)」とか。 あと、真っ赤な口紅にバッチリ塗り込められたお化粧・・・・。 ところが、実際会って見ると、僕が思い浮かべていた「おばちゃん像」は完全に払拭された。 小柄で可愛い感じ。 お化粧とかもしてなかったのでは??というくらいの自然な感じは、「ゆかちゃん」と一緒に歩いていると、歳の近い姉妹のようだ。 会って間なしから満面笑顔で「ああっ!!!もしかして!!誠一っちゃん??だよね??」というフレンドリーな対応に、それまで不安満載だった「ゆかちゃん」もいっぺんにゴキゲンだ。 写真をここに掲載したいくらい(笑)。 でもその後、会話に夢中で撮ってなかったんで載せれないんです。 初対面とは思えないくらいの会話の弾み様で、3人とも「道」が分からないので迷いながら、しかし会話も切れ目なし・・みたいな”せわしない盛り上がり様”(笑)。 


  これは会ってすぐにことめちゃんに頂いたプレゼント。


そんなこんなで一通り喫茶店で歓談する間、「ゆかちゃん」は安心感があった為か”うとうと”し始め、しだいにことめちゃんもこの「ゆかちゃん」という人の「そのまんまキャラ」が面白くなってきたのか3人で談笑しながら、目的地でもあった「路上演劇祭」の会場でもあった「千歳・烏山」へ向けて出発した。


 途中の電車で、3人が3人とも路線が分からず、右往左往。 ことめちゃんも普段あまり使わない路線であった為に、電車の車中でも「この電車であってるんかいな??」とか言いながら、車中の路線図を僕とことめちゃんと2人ともで持っていた「傘」で指しながら移動。 「ああでもない・・こうでもない」。 で、やっと”ちゃんと”した路線に乗り込めたかと思うと、今度はまた会話に夢中になり「あっ!!」っと気が付くと目的地を通り越していたり(笑)・・。 この「3人がかりでの乗り過ごし」は、半分”おねむモード”だった「ゆかちゃん」も大ウケだった。



会場に入ると早々に、「おっちー」さんの進行の声。 そして、拝見してしまいました「ときのぷらんと」の「www.co.jp!!!雨天を押しての演技、スゴかったです!というか「雨」も演出効果として上手く使っていたのでは?周平役の「モコ」さん、まひる役の「むらっち」さん、夏生役の「ジョー」さん!!本当に本当にお疲れさまでした!何やら今後「劇場公演」の話しも出ているとか!!この「路上演劇祭」、今後もいろんな方向に広がって行きそうです 「ときのぷらんと」の”劇場版”!!是非是非見てみたいですね~!!フリー・トークのコーナーでは僕も”若干”の時間を頂き、挨拶をさせて頂きました。 


これこれ



マイクを持たせるといつまででもしゃべっている(笑) しゃべっているうちにだんだん調子が出てきて”若干”では収まらず、ついつい「大阪弁」がでてしまったりとか。 「たとえに次ぐたとえ」、「脱線に次ぐ脱線」の連発で、しまいには「生き物たちの詩」の朗読まで始めてしまい(大笑)・・・。 おっちーさん、すみませんでした


帰りは再びことめちゃん&「ゆかちゃん」&僕の3人トリオで居酒屋で食事。 あっちこっち見てまわる時間的ゆとりがビミョーになかった事もあり、夕刻のちょっと早い時間だったけど、どこか落ち着いた所で少しでも長い時間盛り上がろう、という事で意見は一致した。 「ゆかちゃん」は会話の流れのままの、為すがまま(笑)。 そして、時折僕とことめちゃんの会話に素っ頓狂なタイミングで割り込んでは笑いを起こしてくれました。 それにしても、ここでの”ことめちゃんトーク”は熱つかった!!!いや、もう・・とにかく熱い!!イラストの話し、Blogの話し、いろんな技術的な事の話し、「夢」の事や、あんなこともこんなこともそんなことも・・。 僕も調子に乗ってああだこうだとしゃべったけども、ことめちゃんもなんのなんの(笑)・・。 優しいイラストをつい思い浮かべてしまう優しい笑顔の奥に秘められた、”「もの創り」に対しての熱い熱い思い”。 僕はこんなにも情熱的な友人と知りあえて、本当にしあわせ者だと思いました。 大盛り上がりの最中、「ゆかちゃん」は?というと、ちょこちょこと話しただけで、会話にはほとんど入れなかったにもかかわらず、ホテルに帰ってから「わあああ~!!ことめちゃんって可愛かったぁぁ!!たくさんしゃべれて、よかったぁぁ~!!」と、ご満悦のご様子でありました(笑)。


 


「東京探検記」とタイトルする程でもなかったんですが、僕にとっては「おっちーさん」や「Just4uさん」との初対面もあり、「ゆかちゃん」にとってもとっても貴重な初トウキョウの旅でありました


 


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