「陽転思考」という考え方があることに出会いました。
何でもかんでもポジティブに考える、「ポジティブシンキング」とは、どうやら違うようです。
この言葉には、和田裕美さんのポットキャスティングの「和田cafe」で出会いました(KISS-FM)。
和田裕美さんの言われる、「陽転思考」は、全てを受け入れ、そして前向きに考えるとのことです。
ポイントは、悲しいことも思いっきり受け入れ、そして出来るだけ短い期間に立ち直る。
「ポジティブシンキング」では、悲しいことや辛いことがあっても、あえて前向きな発想で強く切り抜けるのですが、「陽転思考」では、まず、悲しいことも辛いことも受け入れる。
そして、悲しいことや辛いことを十分にうけいれてから、少しでも早く立ち上がっていくとのことでした。
「心の強い人は、ポジティブだけで乗り切れるけど、普通の人は息が詰まってしまう」とも言われています。
また、「楽しいことや、うれしいこと、幸せなことを感じるには、その逆の感情も必要」
たしかに、思いっきり悲しいことや辛いことを続けることも難しく、あるとき、やめてしまうのです。
また、深い悲しみなどは、時間が解決するものです。
無理に「前向きに考えなければ!」「プラス思考、プラス思考」と気合を入れて、疲れる必要はなさそうです。
いつもポジティブに生きる(生きなければ)のは、逆に辛く厳しい試練の道とも感じることが、「陽転思考」と考え方で、すっきりしました。
また、小田 全宏さんは、
陽転思考とは、輝ける人生を切り拓くために、自分のなかに眠っている素晴らしい自己との出会いを起こしてくれる“鍵”である。
といっています。
少し、「陽転思考」というキーワードが気になるこのごろでした。
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