私が植えた桜です

お花見に行ってきました。

桜を眺め、ゆっくりしている。

妻と娘たちがたまたまトイレに行っている間に、

二人の男性がうろうろと、、、。

すると、若い男性（私よりはずっとご年配でおじいさんの方です）が、私のそばに来て

「あったよ。おくつろぎのところすみません。ちょっとここで観させて下さい。」

と

「？？？？？」

どうやら、親子のようです。

すると、おじいちゃんが近くに来て

「、、、、ここや、ここ、なつかしいなぁ。失礼しています。」

と

何かな？と思い二人の指差したところを見ると、コンクリートに名前がありました。

すると、若い男性

「失礼しました、親父がどうしてみ桜が観たいというもんで、そして、、、、」

言いかけると

おじいさんは、

「ここの公園の桜、わしが植えたんよ。大きくなった。どうしても忘れんで、、、、一度は咲いたときにもう一度観たかった、、、、、。家族でおくつろぎのところ申し訳ないなぁ。、、、、、、、、、こんなに、立派に咲いたか、、、、。」

「立派ですね。おじいちゃん。私たち家族は近所なので毎年楽しませてもらってます。」

「そうか、そうか、それはよかった、、、、、、。わしも観れてよかった。」

どうやら、若い男性からの話によると、

若い頃、おじいちゃんがこの公園の整備をしていたようです。そして、今は遠方で暮らしていると、、、。

もう、歩くのもゆっくりですが、背中は大きく見えました。記念に写真を撮らさせてもらいました。

おじいちゃんの桜満開ですよ。

みんな、この桜を観に今日は来ていますよ。

いつも眺める光景。
だれが、どのように関わっているのかなんて普段気づきも考えもしませんが、

ここの桜を植えた人に出会えて少し幸せな気分になりました。

こうやって、直接話ができたことにも感謝します。