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セコい将棋オヤジ

おじさん、おじいさんは、勝又先生、瀬川先生を見習って下働きに徹するべし

https://twitter.com/mono_709?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor

将棋界では棋譜を採る記録係が不足しているらしい。
いわゆる採譜というモノです。
プロの対局では採譜の他に先手75歩とか読み上げもする。
実は、将棋大会やイベントを主催してから、採譜や読み上げに何度もチャレンジしたことはあるが、若い頃の無学が祟り、30過ぎて固くなった頭では大の苦手。
序盤の定跡手順なんかも、元々頭に入っていないから、早指しでやられると前後していたことも多々あり。
そうこうしているうちにタブレットで棋譜を入れるようになり、最近ではこれすらも他人にお願いしているので、もはや手書きで採譜する機会もなくなった。

ところがどっこい。今でも将棋界では、手書きで採譜を行い、更には採譜係が不足しているとのこと。正直びっくりである。

タイトル戦を争っている女流棋士の加藤桃子先生が月に何局も長時間採譜をする。
いくらアフターコロナで私のような企業の将棋部から指導のアルバイトの仕事が止まったとはいえまさに異常事態。
最近ではタブレットで採譜もしているようであるが、手書きで直して対局者と立会者の判子を押すとかやってそうな予感はする。(想像ですが、、、)

少なくとも日本では400年以上歴史のある伝統競技である将棋が紙で記載され押印された棋譜以外は、棋譜として認めない。という点は、決まりなので仕方ない。

しかし、採譜という代わりが他にもいるんじゃないか?という仕事をさせるのは将棋界のみならず、国家の損失と言っても過言ではない。

なら、これまで通り、奨励会員にやらせれば良いのではないか?
それは違う
学業もある。棋譜など取らせるぐらいなら、プロになったり、なれなかったとしても必要になるビジネスマナーや社会保険などの知識等を学ばせるべきだ。
であれば、退会した元奨励会員等にやれせれば?
それも違うと思う。既に別の世界で活躍している人であるし、そもそもプロの対局の棋譜を採譜できるような人は、もっと収入の得れる仕事をしているのが普通である。
そうでない人や、手弁当でもやるという方がいればお願いしても良いですが、、、

では誰がやれば良いのか?
おじさん、おじいさんのプロ棋士である。
勝又清和プロや瀬川晶司プロがTwitterやブログ等で早速採譜に手を挙げた。
いや流石である。当然プロなので口には出さないが自らの立場を本当に理解していると思う。

今の時代、40過ぎた普通のおじさん、おじいさんが、ビジネスになる情報コンテンツを発信させたら若い人にはとてもかなわない。

私も実際、勝又先生や瀬川先生からも指導を受け、瀬川先生にはお仕事も依頼したことがある。
指導だけでなく、お話も伺い、実際仕事ぶりを目にして、実はプロ棋士よりも他の世界でもっと成功していたんじゃないか?と今でも思っています。
しかし、これから将棋の指導を受けたり、お仕事を頼む。
としたら、まず先に若くて可愛らしい今旬の加藤桃子先生をはじめとする若手女流棋士にお声かけしてしまう。
次に、若手の八代弥七段や、藤森哲也五段とか、鈴木肇元アマ名人ですか、
彼らの方が話も上手く、ルックスも良い。参加者の受けも良い。
この点は、彼女彼らとも私以上に一緒に仕事をしている勝又先生や瀬川先生も理解してくれると勝手に想像しています。

その理由を恐れ多くも例えると、

将棋界では羽生善治先生は神です。
しかし一方では私と同年代のおじさんです。(実は同級生なんですよね~)
同年代のおじさんなら、おじさんのチャンネルよりも元女流棋士でも竹俣紅先生や、今は無冠で、正直プロとしてはピークを過ぎた香川愛生先生の若い可愛らしい女性のブログやYouTubeを見るのは当たり前。
だからいくら流行でカネになると言っても、羽生先生がブログやYouTubeを個人で仮に始めたとしても、若くて可愛らしくプロが編集した竹俣紅女流プロや香川愛生女流のYouTubeチャンネルにアクセス数やチャンネル登録者数で追い抜くことは絶対に勝つことはできない。
勝負師の神である羽生先生もそれが分かっているからあえてやらない。
同じおじさんとして容易に想像できます。

ブログや動画のコンテンツで若い人に勝つおじさんやおじいさんは、黎明期の頃から始めたような人か、トランプ大統領のような天才じゃないと無理。
私みたいに「老後が不安でブログを始めました。」
という人では無理ゲーです。カネをむしられるだけ。

羽生善治先生が採譜に手を上げたら将棋界だけでなく日本が変わる。
これは期待し、断言したい。
藤井聡太七段が最年少タイトル獲得するよりも日本社会に与えるインパクトは高い。
国民栄誉賞を受賞した羽生善治先生が採譜をしてもらえる。となれば、ビビッて本来の将棋が指せないプロ棋士がいるかも知れませんが、それだけで話題となる。
対局者より目立ってしまうことは間違いない。絶対に絵になる。
そのうちお金を払っても採譜して欲しい。記録者の欄に羽生先生の名前が入った手書きの棋譜なんかも高値で取引されることもありそうです。
羽生先生じゃなくても、アマチュアのお金持ちのおじさん高段者同士に陣屋とかで対局させて、棋譜を昔名の売れたベテランのプロ棋士に採譜してもらって、免状と一緒に押印してセットにして売ればその方が価値もある。
そういう商売もあるんじゃないかと思います。
1回20万円ぐらいなら少なくとも100人ぐらいはいるはず。経費も何人か集まれば、その後懇親会や記念写真を撮影してもそんなにかからないかも、、少なくとも普通の免状よりは価値がある。(リピーターもいるかも知れないので有効期限を付けても良いかも、、)
そこそこお金のある人向けにはネットで記録した棋譜を希望のベテラン棋士に添削してもらってその結果で免状や奨励会の推薦の参考にしてもらう。これもアリかも知れません。

将棋だけでなく、アフターコロナの時代では、おじさん・おじいさんは若い人の下働きをする。
下働きをしたおじさん、おじいさんだけが何とか生き残る。
それが出来ない人は生き残れない。という時代が来そうです。

いや~恐ろしい。



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