先日、成長国海外不動産投資セミナー
を受講してまいりました。
その中で、ジョージア(グルジア)と
エジプトが推奨国としてあげられていました。
ジョージアは今回ちょっと置いておいて、
エジプトは長年、独裁政治が続いていて、
アラブの春で混乱して、何とか観光とスエズ運河で
成り立っているという印象が強く。
隣のイスラエルでガザ侵攻があったばかりで、
政治的にも不安定な国というイメージが強かった
のですが、実際はそうではないらしい。
まずは、イスラエルとの関係。
第4次中東戦争でイスラエルはエジプトのシナイ半島を占領。
その後、アメリカが仲介して、シナイ半島はエジプトに返還された。
ということですが、
実際のところはちょっと違うらしい。
シナイ半島のイスラエル側には、現在もイスラエル軍の基地があり
イスラエルとエジプトの共同統治。
日本でいうところの米軍基地のような場所があるらしい。
だから、日本とアメリカが戦争することがないのと同様。
イスラエルとエジプトが戦争をする可能性は限りなく低く、
ガザ侵攻にエジプトが巻き込まれることも同様に低いそうだ。
またエジプトの中心地であるカイロとカザは、我々から見れば
至近距離ではあるが、山脈と海に阻まれており、
陸路で行き来するのは困難。エジプトから見たら対岸の火事。
エジプトでは全く危惧している人はいないらしい。
そんなことよりも今後、成長が見込まれる中東、アフリカ諸国は、
勿論。
アメリカやヨーロッパ諸国、日本。
中国やロシア、インドとも友好関係にあること。
世界のほとんどの国と直行便があり、
数時間でヨーロッパ各国に行くことが可能。
週末にドイツやイタリアのイベントに参加し、
翌日仕事をすることも可能であるらしい。
人口も1億を超えて更に平均年齢が若く急増していること。
まさにこれぞピラミッド
経済も混乱期を経て成長曲線に入り、しばらく続く見込み。
治安も比較的良く、国民も真面目であること。
我々の年代ですと、エジプト人と言えば、オリンピックで
負傷した足を狙わずに正々堂々と、
山下泰裕選手に挑んだラシュワン選手を連想します。
エジプトと言えば、ピラミッドなどの観光国。
スエズ運河の通航料で外貨を稼ぐ国。
の印象ですが、
ニューキャピタルなどの都市基盤整備が進み
成長著しい中東、アフリカ諸国だけでなく、
ヨーロッパやロシアなどにも工業製品を輸出し、
世界中の企業が、まだ安い人件費と若い労働力を求め
生産拠点をどんどんエジプトに移しているとのこと。
不動産の管理費や修繕費の捻出方法がまた面白い。
エジプトでは金利が物凄く高い。
年利20%だそうだ。
だから、不動産価格の10%ほどを購入時にプールしておく。
3000万円の物件だとすれば300万円。
300万円の年利20%だと60万円。
月で割ると5万円。これが管理費や修繕費に充てられる。
しばらく前までコンマ%の金利の日本では考えられない制度だ。
資産運用も日本の優待株に加えて
高配当の米国株や、債券が主体でしたが、
このところの円安で、、アメリカ大統領選の混乱で、
この先、相当の不透明感があります。
また東南アジアも規制が厳しくなって
投資先としては以前ほどの魅力がなくなっていることも事実。
かなりエジプトには惹かれています。
エジプト不動産投資と、定期預金。
ちょっとやってみようかな???