世界3大スープと言われる、ロシア・ウクライナ地方の郷土料理である、ボルシチの食材である「河内ビーツ」を栽培しております、セモリナファームの田仲信一と申します。ビーツは健康と美容に最適な、スーパーフードと言われております。ビーツはカリウム、ナトリウム、カルシウムなどのミネラルやナイアシン、パントテン酸などのビタミンB類、食物繊維などが含まれるほか、ベタシアニン、ベタインなどほかの作物にはなかなかない成分が含まれています。さらに近年ではビーツに含まれる「ラフィノース」というオリゴ糖の働きや、ビーツの赤色を示すベタシアニン、ベタキサンチンが持つ抗酸化作用、さらに血管拡張作用のあるNO(一酸化窒素)の、体内での産生を促進する成分が含まれており、その生理作用に注目が集まっています。
ビーツの栽培条件は、適温が10℃~15℃と言われ、1年に春~夏と秋~冬の2度、栽培できます。(但し、連作は不可能)
河内ビーツを使った、料理を紹介したいと思います。ビーツの他に、玉ねぎとじゃがいも(必要に応じて、他の野菜も可能)をオリーブオイルで、柔らかくなる迄、炒めます。
炒め終わったら、鍋の半分以上お湯を注ぎこみ、塩・コショウ・ブイヨン等を適量入れ、味の調整を行います。
出来上がった「ボルシチスープ」を使って、数々の料理を作ることができます。
①ボルシチグラタン
⑤ビーツポテトサラダ
⑥ビーツチッップス
ビーツの活用法
ビーツの使い方は多岐にわたります。生でサラダにする場合は、薄くスライスまたは千切りにして、レモン汁やオリーブオイル、塩と混ぜ合わせると、ビーツ特有の甘味とシャキシャキした食感を楽しむことができます。また、ビーツは加熱しても美味しく、蒸したり、茹でたり、オーブンでローストすることで、甘味が引き立ちます。スープや煮物に加えることで、料理全体に美しい赤紫色を与えることができ、見た目にも楽しい料理を作ることが可能です。ビーツを使ったスムージーやジュースは、栄養価が高く、美容や健康維持にも最適です。
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