今年、日本の秋は遅れています。直ぐ後には冬が迫っているというのに。('ω')
名古屋城は元々、松や常緑樹が多いので紅葉には縁が薄いと思いますが、庭園には紅葉の景色も必要なため所々にモミジも植えられています。
梅の木の紅葉。
次の木は、城外のイチョウです。
さて、二の丸庭園跡の茶室復元工事がここまで進んできました。
なんか、可愛らしい姿ですね。
その二の丸庭園には、一本のイチョウがシンボルツリーのように孤立しています。
でもねぇ、
この木は複雑です、一本のイチョウに見えていますが・・・・
左半分には、別種の樹木があります。ところが根元を見ますと・・・
写真では分かりにくいかもしれませんが、まるで一本の樹木にしか見えなくて、どこから別種の木なのか見た目では判別がつきません。
根元には、さらに別種の木も茂り始めています。(+_+)
たぶん、この事実に気づいている人は少ないのではないでしょうか。何気なく見ているだけでは気が付きません。
名古屋城にはこのように複雑な樹木が何か所かにあります。今までにも紹介してきました。
それはまるで、かつての日本の支配者層が政略結婚を繰り返すことにより複雑な人脈を形成していったことを象徴している様にも思えます。(-。-)y-゜゜゜