11月25日〔土)17時30分より、姶良市文化会館(加音ホール)において、「~平和・教育・芸術~インカニアンコンサートin鹿児島」が開催されましたが、この演奏会は2部構成になっていて、第1部は、久保山菜摘ピアノコンサート、第2部は、インカニヤンコンサートとなっていました。
第1部・・司会者より、ソプラノ歌手 西岡亜有子さん、ピアニスト 久保山菜摘さん及び曲の紹介の後にコンサートが始まりました。
〇ソプラノ独唱(ピアノ伴奏 久保山菜摘)・・①オープニング「私のお父さん」、②山田耕筰「この道」、③チアレ「アドリアーレ・ルクヴルール」より『私はおとなしい下僕』、④ラヴランド「ユーレイズミーアップ」
〇ピアノ独奏・・①ショパン 第2番 op.34-1 ②ショパン ソナタ 第3番 ③リスト 愛の夢 第3番 ④リスト 「大練習曲」より第3番 『ラ.カンパネラ』
ソプラノ歌手の西岡亜有子さんは霧島市隼人町出身で鹿児島県立松陽高等学校音楽科卒業、国立音楽大学オペラソリストコース卒業、現在二期会準会員として活躍中とのことです。
ピアニストの久保山菜摘さんは桐朋学園大学音楽科ピアノ専攻卒で2015年3月18日の宮内庁主催 華楽堂新人奏会で出身大学の首席奏者として出演し、皇族の前でピアノ演奏を披露された実力のある人方で、第2部では南米の民族衣装に着替えて、ピアニカを使って南米ペルーフォルクローレとクラシックのコラボにも出演されていました。
(休憩)
第2部 南米ペルーフォルクローレ インカニヤンによる演奏・・・最初に解説者が登場して、南米の音楽について解説した後に、4名のインカニヤン奏者が登場して、♪ヤンケルーナを演奏した後に、メンバー紹介と楽器の紹介がありました。♪チョベリ(ゆかいな運転手)・・演奏に合わせて自動車のハンドルを持った司会者が登場して、会場に来ていた姶良市長も舞台に登場し、ハンドルを持って一緒に舞台をまわっていました。
ピアノニストの久保山菜摘さんが南米の民族衣装に着替えてピアニカを持って登場して、ペルーフォルクローレとクラシックのコラボがありました。ペルーフォルクローレ演奏には楽譜は無く、耳で覚えて演奏するため、クラシック演奏のように楽譜を見て演奏するスタイルとコラボするのは大変だったようですが、それを克服して、♪カノン ♪チヤールダッシュの2曲を見事に演奏していました。
再びインカニヤンによる演奏が開始され、 ♪アミーゴ(ともだち)・・観客もカンタ・アミーゴの掛け声と共に腕を動かして、演奏者と一体になって盛り上げました。 ♪ヴエラ・パロマ(平和の鳩)・・平和の鳩をイメージして、司会者に合わせて、参加者が指で円を描きながら、演奏者と一体になって平和を願いました。
アンコール曲は♪花まつり ♪コンドルは飛んで行くの2曲が演奏されて演奏会が終わりました。
最後の演奏では奏者の一人が客席まで民族楽器を演奏しながらまわり、身近で演奏を見ることができ、演奏者と観客が一体となった素晴らしい演奏会でした。
今回の演奏会は、2019年春、4校目となる学校を建設してアンデスの子供たちを支援するための募金活動でもありましたので、出口ではCDや本等を、多くの人が買い求めていました。
演奏中は撮影禁止なので、演奏前と休憩時間、演奏終了後の様子を写真で紹介し資料をスキャンして添付します。
ポスター
会場受付
開演前の会場
休憩時間中
休憩時間中
第2部 開演前の会場
演奏会を終わって
演奏会を終わって・・インカニアンがCDにサイン
演奏会を終わって・・演奏者との交流
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