ザ・リバテ９月号に【近未来兵器「レールガン」とは何か】の記事が掲載されていたので紹介します。
【記事の概要】〇マッハ5以上で火砲の5倍飛ぶ・・戦争のあり方を根底から変えるオフセット戦略（ゲームチエンジャー）の一つとして期待されているのが「レールガン（電磁砲）」です。レールガンとは電磁力によって砲弾を加速して打ち出す兵器です。戦車や軍艦に搭載され、火薬で砲弾を打ち出す従来の火砲より、砲弾の初速や射距離を大幅に増大できます。
そのスピードは、極超音速と言われるマッハ5（時速約6100キロ）を超え、射距離は200キロに達します。
〇日本の高い技術力足りないのは予算・・良いこと尽くめに見えるレールガンですが、技術的な課題もあります。最大の課題は、短時間で大電力が流せる大容量の電源及びコンデンサーです。アメリカは、コンパクトかつ大電力を生み出す「小型の核融合炉」が期待されていますが、核アレルギーを持つ日本では難しいでしょう。
〇日本には優れた電源技術を持つ中小企業などがあり、開発基盤は整っています。注意したいのは、先進的な兵器を揃えても、従来の兵器が不要になるわけではないということです。・・防衛費を増やし、先進兵器と従来兵器のバランスがとれた防衛態勢にすることが、日本の独立を守る条件と言えます。
以上、記事の一部を紹介しましたが、記事をスキャンして添付します。
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