5月8日(日)10時~、姶良市加治木福祉センターにおいて平成28度加治木史談会総会・講演会が開催されました。「開会のことば」「会長挨拶」の後に、島津義弘公没後400年記念事業委員会の副会長より、事業計画についての説明と奉賛金の申し込みについての協力要請があり、総会の議事に入りました。
「議長選出」の後に、平成27年度「会務報告」「決算報告」「監査報告」が一括して承認されました。次に平成28年度「事業計画(案)」「予算(案)」が審議され承認されました。。・・その他議題として次の発言がありました。
○歴史ガイドボランティアが各地で活躍しているが、姶良伊佐地区全域をガイドできる人材が少ないので、加治木史談会が中心になって進めるべきではないか。・・今後の検討課題。
○姶良市誌史料の紹介・・会場に持ち込まれた資料を閲覧。
【講演会】・・・講師 姶良市文化財保護審議会会長 新東 晃一 先生
演題・・・「考古学三題 ~縄文時代・関白道・鉄矛と霧島信仰~」・・講師の略歴が紹介された後に講師が登場して、配布されたレジメとパワーポイントを使って専門的な立場から詳しい説明がありましたので、その一部を紹介します。
●縄文時代・・「初期縄文時代は南九州は日本列島では一番古い」・・アカホヤ火山灰からみた日本列島と南九州の比較などを通して詳しく説明されました。
●関白道・・関白(豊臣秀吉)の薩摩侵攻の足跡を発掘調査した結果について詳しく説明されました。
●鉄矛と霧島信仰・・神社に奉納された鉄矛を分類した結果と霧島神社と霧島信仰について詳しく説明されました。
総会及び講演会の写真と配布された資料の一部を紹介します。
総会の開始
会長あいさつ
島津義弘公没後400年記念事業委員会副会長の説明
総会の開始
講演会(講師の自己紹介)
講演の概要説明
縄文時代の説明の一部
関白道の説明の一部
鉄矛と霧島信仰の説明の一部
閉会
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