2月6日(土)、鹿児島市に出かけたついでに、ガーデンズスネマで上映されている映画「ベトナムの風に吹かれて」を見てきました。この映画を見ようと思った理由は、映画を見た人のブログを見て、良さそうだと思ったからです。
この映画は、ベトナムで日本語教師をしている女性の物語を映画化したもので、日本で離婚して、憧れのベトナムに移住し、日本語教師として働いている主人公(女優:松坂慶子)は、認知症が出始めた母を義兄が施設に預けようとしていることを知り、ベトナムに連れていくことを決意する。母は慣れない土地での生活に戸惑いながらも、ベトナムの人たちの温かさに触れているうちに、笑顔を取り戻していく。そんなある日、母が思わぬケガをしたことがきっかけで、主人公は介護の現実に直面する。・・・最後はベトナムで昔は大女優であった女性が認知症になった後に1日だけ舞台に立って素晴らしい演技を披露し、その女性が亡くなった後の追悼公演に日本語教室の生徒も出演する。主人公は浦島太郎を演じるが、最後に歌島太郎が玉手箱を開けて老人になった場面で認知症の母が登場して終わる。・・
認知症という現実をベトナムの人たちとの交流を通して明るく前向きに描かれており、その他にベトナムの歴史(植民地支配に対する独立戦争に終戦後の残留日本兵が参加した話など)も織り交ぜてあるので、認知症問題と共に歴史についも理解を深めることができたので、見に行ってよかったと思っています。
看板と資料を添付します。
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