3 月12日(土)姶良市文化会館(加音ホール)において、医療法人玉昌会定期講演会「未来社会をあなたとともに」が開催されました。
13時45分~ミニステージ 鹿児島WMCAチアダンススWIZARDSのチアダンスが披露され大きな拍手が送られていました。その後、鹿児島市の交通局跡地に建設が計画されている「キ・ラ・メ・キ・ テラス」の概要についてDVDの上映が行われました。
14時10分~玉昌会グループ代表 高田昌実氏の挨拶の後に、講演会の準備が行われました。
◎講演会・・(座長)医療法人玉昌会 高田病院 院長 萩原 竜二氏の講師紹介などが行われた後に講演が始まりました。
演題・・「認知症の人と創る社会」~今、自分と地域ができること~・・講師:飯干 紀代子 先生(志学館大学教授)・・講演はパワーポイントを使用して、詳しい説明がありましたが、その概要を紹介します。
○未来社会・・これからの30年の仕事・暮らし ○生涯発達心理学・・誕生から老年までの獲得と喪失の変化 ○加齢による感覚・高次脳機能の変化・・刺激の受容・処理に時間がかかるなど。これまでの経験に基づく智慧の深さ。
○100寿者 センテナリアンの特徴・・男女共・・誠実性(決めたことはきっちりとやり抜く意志の強さ) 男性・・マイペース・凝り性 女性・・ 外交的・面倒見が良い、新しいものが好き。・・体にいいといわれている食習慣や運動習慣をこつこつと続ける。自分なりの楽しみをもつ・・・・・・・(これ以降の内容は添付したパワーポイント資料を拡大して参照してください)
○まとめ・・①人は生きている限り、生涯わたって発達し続ける・・②認知症になっても、それまで積み重ねられた経験や人生の智慧が全て消えるわけでない・・③残っている機能を発見しようとする継続的な意思が重要である・・④それを活用することで、本人のためばかりでなく、看護・介護者の負担を軽くする・・⑤たとえ現状は厳しくても、ポジティブに見るか、ネガティブに見るかは、その人の認識次第である・・⑥今、その地域で、自分ができることを、草の根的に継続することが近道である・・⑦テレビ会議システムなどのICT活用は、今後、認知症の医療・福祉において、展開が加速すると思われる。
今回の講演会は「姶良高齢者保険福祉圏域 地域リハビリテーション研修会」を兼ねて実施されたため、看護・介護関係の専門スタッフが多く参加しており、講演内容も専門的で一般の参加者には高度な内容でしたが、新しい情報を知ることができたので、参加して良かったと思っています。会場の様子を写真で紹介し、資料をスキャンして添付します。
会場受付
鹿児島WMCAチアダンススWIZARDSのチアダンス
鹿児島WMCAチアダンススWIZARDSのチアダンス
鹿児島WMCAチアダンススWIZARDSのチアダンス(YMCAを観客と共に)
鹿児島市の交通局跡地に建設が計画されている「キ・ラ・メ・キ・ テラス」の概要DVDの一場面
鹿児島市の交通局跡地に建設が計画されている「キ・ラ・メ・キ・ テラス」の概要DVDの一場面
鹿児島市の交通局跡地に建設が計画されている「キ・ラ・メ・キ・ テラス」の概要DVDの一場面
鹿児島市の交通局跡地に建設が計画されている「キ・ラ・メ・キ・ テラス」の概要DVDの一場面
玉昌会グループ代表 高田昌実氏の挨拶
(座長)医療法人玉昌会 高田病院 院長 萩原 竜二氏の講師紹介
「認知症の人と創る社会」~今、自分と地域ができること~・・講師:飯干 紀代子 先生(志学館大学教授)
講演の開始・・未来社会から
講演のまとめ
講演の最後
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