8月12日、薩摩川内市に住んでいる叔父(母の弟)が亡くなったとの知らせを受けて、母と共に車で葬儀社へ向いました。葬儀社では遺族が葬儀の打合せの最中でしたので、打合せが終わるのを待って、遺体と対面して焼香し、遺族に挨拶を済ませ、お通夜から葬儀まで、葬儀社にいると決めた母をおいて一旦自宅に帰りました。
翌日は葬儀が12時からだったので、間に合うように自宅を出て、葬儀の前に行う親族の写真撮影を済ませた後に葬儀が始まりました。読経、焼香などが終わり、棺に親族が花を入れる儀式など出棺のセレモニーも終り、火葬場に移動しました。
火葬場で焼香して、遺体が焼かれる間は葬儀社へ移動して、食事をとり再び火葬場に移動して、火葬が終わった遺体について、火葬場の担当から説明を聴いてから、箸渡しで骨壺に治め、再び葬儀社に移動して、祭壇で焼香して全ての儀式を終わり帰宅しました。
叔父は90歳で亡くなる2ケ月前に肝臓がんと診断された後に、死を悟って、遺族への引き継ぎなど、エンディングについて自分で準備を済ませ、4日ほど入院しただけで、ほとんど苦しむこともなく、穏やかな死を迎えたと遺族から聞きました。
叔父は、兵役から帰還した後に、お菓子の製造販売等の仕事と共に趣味の万年青に精魂を傾けていましたが、81歳の時に万年青から絵を描く趣味に代えて、死の直前まで描いていたとのことで、葬儀場にも一部が展示してありました。
人は必ず死を迎えることは理解していても、エンディングについては、まだ先のことだと考えがちですが、今回の葬儀に参列して、改めて真剣に考える時期にきていると思いました。
カメラは持っていきましたが、親族の立場なので撮影は殆どしませんでした。撮影した中の一部を添付します。
入口の看板
故人の作品展示
葬儀開始前の式場
出棺
火葬場へ移動する親族
火葬が終わって遺骨へ焼香