10月31日、シネマサンシャイン姶良で上映中の「日日是好日」を見てきました。この映画を見ようと思ったのは、樹木希林が出演した最後の映画で公開前に亡くなった作品だったからです。
この映画はエッセイスト森下典子が約25年にわたり通った茶道教室での日々をつづり人気を集めたエッセイ「日日是好日」『お茶』が教えてくれた15のしあわせ」を、黒木華主演、樹木希林、多部未華子の共演で映画化されたもの。
【あらすじ]・・20才の春、大学生の典子(黒木華)は母の勧めで週に一度お茶の稽古に通い始める。従姉妹の美智子(多部未華子)を伴い向かった武田先生(樹木希林)の茶室で、初めて目にする作法に戸惑うばかり。どんなことにも理由を求め、頭の中は疑問だらけの典子に「意味なんてわからなくていい。『お茶』はまず形から」と武田先生は説くのだった。やがて就職、結婚で美智子が去り、就職に失敗した典子はアルバイトしながら、ひとりお茶の稽古に通いつづける。・・・お茶の稽古を通して季節感、音などに対する感性が鋭くなって成長していく典子(黒木華)と厳しさの中に人間味がある武田先生(樹木希林)の様子が描かれており、お茶の世界の奥深さを感じることができたので見に行って良かったと思っています。
参考のため、チケットの半券をスキャンして添付します。