2月23日(日)姶良市姶良公民館において令和元年度 姶良市生涯学習フエアがコロナウイルス対策のためのマスクをつけ、手の消毒等をして開催されました。
日程・・9:30~開会行事・・○市長あいさつ ○表彰 ①生涯学習功労賞・表彰伝達 ②地域が育む「あいらっこ」あいさつ運動標語最優秀賞 ○生涯学習成果発表 10:05~ ○活動事例発表 12:50 ○生涯学習講演会 13:30~ ○生涯学習展示 9:30~15:00
私は10:05~の生涯学習成果発表から最後まで見たので、その概要を紹介します。
【生涯学習成果発表】・・舞台発表プログラムにより「琴」「リズム体操」「太極拳」「オカリナ」「ウクレレ」「コーラス」「韓国語」「ヨガ」「尺八」「カラオケ」など13のグループが1年間の成果を発表。
【活動事例発表】・・①あいら未来特使団『チャレンジ!日本一』めざせ富士山頂!3776mへ挑む・・小学生9名・中学生8名計17名が富士山頂へ登頂するための準備から登頂して帰るまでをパワーポイントを使い体験を発表。
②北野 孝行 氏『東日本大震災被災地を訪問して』・・社会への恩返しがしたいと震災後2年経過したとき、バイクとフエリーを使って東日本大震災被災地を訪問してボランティア体験をした内容をパワーポイントを使って発表。
【生涯学習展示】・・2階に展示してある発表内容を昼食時間に鑑賞。
【講演会】・・講師:森永 卓郎 氏(経済アナリスト) 演題:「日本を元気にするライフスタイル」・・司会よる講師紹介の後に講師が登場して約90分間の講演があったので、その一部を紹介します。
○導入・・講師がライザップのコマーシャルに出るまでに体験した内容及び体重が減少して筋肉質の体になったため、糖尿病が全快した経過などを紹介。
○東京への一極集集中と格差社会・・●世界で100万ドル以上の資産家が最も多いのはアメリカで2番目は日本である。●日本の中では東京(資産家が多い港区)と地方の最低地区の所得を比較すると約10倍の差があり2極化している。●東京の中でも所得格差が大きい・・経営者の中には従業員は部品と同じで取替えればよいと考えている人が多くなり所得格差が大きくなっている。●東京では土地バブルの様相が出てきているが、東京直下地震など不安な要素もある。
〇日本とイタリアの比較・・●日本とイタリアの共通点・・海に囲まれて、縦長の国土、一人当たりの所得、国の借金の比率、●ライフスタイル・・①日本・・勤務時間が長い、休暇の取得率が低い、長期休暇を取らない ②イタリア・・仕事は時間内に済ませ残業しない、長期休暇をとって人生を楽しむ
〇日本とイタリアとの働き方の違い・・①日本・・権限が下部に委譲されていない・・会議が多くなり仕事の効率が低いので残業も多くなる ②イタリア・・経営者は基本方針を示して、あとは全て現場に権限を委譲している・・現場の判断で新製品など付加価値の高い製品を次々に出し、その中からヒット商品が生まれる
〇日本を元気にするライフスタイル・・●価格競争で勝負するのでは勝ち目がないので、イタリアのように付加価値をつけた製品を次々に生み出す・・現場でアイデアを出して実行できる権限移譲・・人生を楽しむライフスタイルへ
講師はイタリア製のアイデア商品を見せながら、類似品が出回っても、アイデアを次々に出すことで対抗している等、ユーモアを交えて笑いを誘い、大きな拍手で講演を終わりました。撮影禁止のため写真では紹介できませんが、資料をスキャンして添付します。
看板
ポスター
生涯学習成果発表・・舞台発表前
地域が育む「あいらっこ」あいさつ運動標語最優秀賞
生涯学習展示
生涯学習この1年(ビデオ上映)
【活動事例発表】・・①あいら未来特使団『チャレンジ!日本一』めざせ富士山頂!3776mへ挑む
あいら未来特使団『チャレンジ!日本一』めざせ富士山頂へ挑む・・(最後)
北野 孝行 氏『東日本大震災被災地を訪問して』
北野 孝行 氏『東日本大震災被災地を訪問して』(最後)
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