第5回　姶良市地域包括ケア学習会への参加（2021）・・・姶良市社会福祉協議会主催（オンライン）

2021-12-07 15:42:47 | 福祉・医療

１２月６日（月）13：00～姶良市社会福祉協議会主催の【第5回　姶良市地域包括ケア学習会】がオンラインで開催され、事前に申込みした受講者が５分前までに入室して、オンライン会議システム（Zoom)による学習会が始まりました。

【開会あいさつ】・・姶良市社会福祉協議会会長より参加者へのお礼のことばなどがありました。

【生活支援コーディネーター活動報告】・・姶良市社会福祉協議会担当者より・・①生活支援コーディネーターとは？　②活動内容の具体例・・●地域のさまざまな活動に訪問・参加　●お困りごとやいいところについての情報収集　●情報発信　③令和２年度・３年度の活動実績などをパワーポイントを使って説明がありました。（詳細はパワーポイント画面を参照）

【講演】「コロナ禍で考える地域支え会いの勉強会！」講師：ご近所福祉クリエーター　酒井　保　氏・・パワーポイントを使って説明がありましたので、その一部を紹介します。

①2025問題・・後期高齢者が2200万人　②健康で長生きするためには「何」が必要か・・つながり（人間関係・社会参加・地域の支え会い）・・社会性＋役割＝社会参加　②介護予防からフレイル予防へ・・社会性の低下→運動機能の低下　③体と心が衰えていく流れ・・フレイルの状態を健康な状態に戻す　④咀しゃく＋会話＝認知症の予防　⑤想像してみよう・・年代ごとの「自分」の暮らし・・（詳細はパワーポイント画面を参照）

（休憩）

【活動紹介・意見交換会】

1、「最近できた７０歳の親友との地域づくり」・・永原校区コミュニティ協議会　副会長　網谷　貴志　氏・・写真集を使って説明がありましたので、その一部を紹介します。・・４６歳の副会長が７０歳の会長を親友にして若い人の意見を取り入れた地域づくりの事例が紹介されました。

①会議形式の打ち合わせはしない・・オンライン・飲み会・ランチでの話し合いで決める　②地域の若い人から高齢者までが行事に参加できる仕掛け・・（例）高齢者はグランドゴルフ、若い人はバレーボールを同時に開催・・　③活動事例・・●子ども向けイベント（鬼ごっこ大会、どろりんピック）●夏祭り　●節分（鬼がやってきた）●永原バザー（永原大収穫祭）●ガードレール清掃・・（詳細は写真集画面を参照）

2，「小さな福祉のまちを目指して」結いの里の挑戦！「いつまでも住み慣れ地域で・・」支え会いマップがつむぐ温かい地域づくりと最先端技術活用の序章・・西之表市古田校区　区長　窪田　良二　氏・・パワーポイントを使って説明がありましたので、その一部を紹介します。

①これまでの歩み（区長就任からマップ作成他）②結いの里を目指す地域づくり　③地区ごとのマップ作成　④見守り防災マップで集落点検　⑤見守る側、見守られる側の経験　⑥体験から生まれた地域の支え合い　⑦最先端技術を活用した見守り　⑧住みやすい環境づくりに向けて　⓽４校区合同事業（キッチンカー）⑩世代適合型循環住宅の実現（詳細はパワーポイント画面を参照）

3，意見交換会・・①永原校区コミュニティ協議会内の年齢による意見の相違の解決方法は・・若い人の意見を尊重して自由な発想で楽しく実施して達成感を持ち次イベントにつなげる。

②支え合いマップはともすればマップ作りが目的にる傾向があるが西之表市古田校区ではよく活用されている・・他の地区の事例ではマップの中の関係線がない場所をチエックしてみると、介護施設との関係があるため地区の見守りは省略したケースがあった。しかし介護施設と関係ない時期もあるので考える必要がある。

③一般的に見守る側の経験で判断しがちであるが、将来は見守られれる側になることも考えてみる・・自分が困ったときに助けを求めると答えた日本人は3％であった。

以上で姶良市地域包括ケア学習会が閉幕しました。・・オンライン学習会の様子を写真で紹介します。