９月１７日の南日本新聞に【米英豪「新安保枠組み」対中国「豪の原潜導入支援」】【中国包囲網異例の戦術 NPT抜け穴軍拡懸念も】の記事が掲載されていたので紹介します。
【記事の概要】〇米国、英国、オーストラリアの３か国首脳は１５日（日本時間１６日）インド太平洋地域の安定に向けた新たな安全保障の枠組みを構築すると発表した。具体策の一つとして、米英がオーストラリアへの原子力潜水艦導入を技術面で支援する。・・
〇動力に原子炉を使う原潜は通常型の潜水艦よりも長距離潜航が可能。オーストラリアが保有すれば、中国が軍事拠点化を進める南シナ海を含むインド太平洋地域での抑止力向上が期待される。・・・
〇非核保有国に原子力潜水艦を導入する異例の戦術には，対中国包囲網強化を急ぐバイデン米政権の焦りものぞく。核の平和利用をうたう核拡散防止条約（NPT）体制の「抜け穴」になる疑念は強く、中国が早速反発。新たな軍拡競争の懸念も高まる。・・
〇オーストラリアはなぜ原潜が必要なのか。対立する中国の圧力は石炭輸入制限やワインへの制裁関税といった経済分野に限定されており、一段の圧力をけん制する狙いのようだ。・・・
以上、記事の一部を紹介しましたが、記事をスキャンして添付します。
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