1月15日〔土)11時~鹿児島市中央駅前「よかセンター」おいて鹿児島新老人の会「2022/1月定例会・講演会」が開催されました。
〇世話人代表より・・オミクロン株の関係でコロナの先行きは不透明ではあるが今年最初の例会を開催することになった。今年も3蜜を避け、消毒、手洗いを実践してコロナ感染防止に努力しようなどの話がありました。
〇事務局長より・・今回の講演会は時間の関係で、①世話人代表(医師)と②会員M氏(建築家)に短時間で終わる内容を自由に話してもらうことで依頼してあるとの前置きで講演が始まりました。
〇講演①・・最近読んだ本の中から「医療経済学」について・・日本は経済成長が鈍化しており、政府は「プランA」としてITやバイオなどの分野を進めようとしているが、アメリカや中国などに先を越され経済成長が進展していない。
「医療経済学」の本の中ではデータを使って「プランB」として、医療分野、教育、芸術、農林水産業など雇用が多く生まれ地方が活性化する分野にシフトして、経済成長と雇用、地方の活性化を図ることを提言している。・・
〇講演②・・●建築設計の立場から・・コロナや自然災害でサプライチエーンが寸断され建築用ボードや器具を止めるボルトなど一部の材料が入手困難になり工期が遅れる事態が多く発生している・・検査済書は全ての工事が完了しないと発行されないが、特例措置がとられ引き渡しがおこなわれている・・検査済書がない場合は担保設定、相続などで不利な扱いになるので注意が必要。
●畜産業の6次産業化・・畜産の生産から加工までの6次産業化の中で目標を設定して課題を解決することが求められている。・・畜産業に関する建築を専門としている立場から・・養豚場などを設計する場合・・豚の規格に合わせた形状の囲い等を設計する必要があり、基準が明確でない等の問題がある。
●日本の食料自給率は37%程度で先進国の中で最も低い・・食料安全保障の観点から自給率の向上は重要な課題である。
以上で講演を終わり新年会のため次の会場に移動しました。
会場の様子を写真で紹介します。
看板
開会前の会場全景
事務局長の説明
世話人代表あいさつ
講演①・・開始
講演①・・一部
講演②・・開始
講演②・・一部
閉会‥事務局長