2月4日16時30分~姶良市商工会主催文化講演会「社会問題に笑いで切り込む」がウーマンラッシュアワー「村本大輔」氏を招いて開催されました。
前半は姶良市商工会会長の挨拶の後に姶良市出身の吉本興業芸人パイナップルつばさ(鹿児島住みます芸人)が登場して、プロジエクターを使って自己紹介の後に姶良市の名所、特産品、有名人等を笑いをとりながら紹介して休憩に入りました。
後半はウーマンラッシュアワー「村本大輔」氏による「社会問題に笑いで切り込む」の演題でマイクを握り、立ったり座ったり動いたりしながら、生い立ち、出身地の福井県おおい町の話、吉本興行の話、アメリカでの体験談、原発・沖縄・在日問題、ツイッターの炎上問題などを笑いをとりながら話していました。
講演の中で印象に残ったことを紹介すると、・・①高校を中退して吉本興行で下積生活を10年間した体験から世の中のさまざまな矛盾や差別をネタにしてたお笑いで、新人グランプリ最優秀賞新人賞、上方漫才コンテスト優勝などを果たすことができた。一般的に日本人は周囲と違った人を排除する雰囲気があり、差別を受けたこともあるが、違った人を認め合う社会になることを願っている。
②アメリカでお笑いの修業をした体験から・・自分で書いたネタを英語に翻訳してもらい、そのネタを英語で話してみると発音が違うので相手に理解されないことが多かったが、体験するうちに、理解されるようになり、舞台で話す機会を与えられるようになった体験から、相手に興味を持ってもらうにはどうすればよいかを考えることが大事である。
③ツイッターで自分の考えを情報発信しているが、考えの違う人たちからのパッシングを受けて炎上することもあり、一時閉鎖したこともある。ツイッターのアカウントをもう一つ持っていて、そのアカウントでは、自分の考えと違うことをあえて発信すると、イイネが沢山もらえて、発信者が同じとはきずかないので村本に教えたいなどの書き込みもある。・・
講演の一部を紹介しましたが、発言の最後には笑いがあり、笑いながら社会問題を考える機会になったと思っています。
撮影禁止のため、チラシをスキャンして開演前の会場の様子の写真と共に紹介します。
チラシ
開演前の会場