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日野原重明先生一周忌追悼「ベー・チェチョルコンサート」(2018)・・・メディキット県民文化センター(宮崎市)

2018-07-17 21:01:15 | 新老人の会

7月16日(月)13時30分~宮崎市のメディキット県民文化センターにおいて日野原重明先生一周忌追悼「ベー・チェチョルコンサート」が開催されたので、新老人の会鹿児島支部のメンバー十数人も参加しました。

〇開会あいさつ(要旨)・・実行委員長・・日野原 真紀さんとの関係について説明されてから、日野原先生が102歳の時に出逢われ生涯最高の「神の声」と讃えられたベー・チェチョルさんの歌声は、日野原先生のいわれる「世界平和への貢献」を感じていただける感動の舞台になると信じます。今、先生のお身体はありませんが、あのやわらかい包み込む笑顔で、この会場を見守っておられることでしょう。・・

〇一部:「貴重な秘蔵映像とともに先生のメッセージと思い出を語る」・・ナビゲーター 輪嶋東太郎(音楽プロデューサー)、日野原 真紀(日野原先生の次男に妻・・日野原先生を最後まで介護)・・・映像で日野原先生の日常等が紹介された後に、ナビゲーターの質問に答えるかたちで、日野原 真紀さんが日野原先生の晩年の様子をありのままに語られた。・・その中で、夜中にトイレに行く時に先生の足音が聞こえるように、先生のベットの下の床に寝て、いつでも介護できる状態にあった話は特に印象に残りました。

また、ナビゲーターの輪嶋東太郎氏が先生の死にたいする考についてお伺いしたところ、当初は先生も死を怖いと思っておられたようだが、臨死体験に近い状態で死後の世界を体験をされてからは、死に対する恐怖がなくなったとの話が印象に残りました。

〇二部:ベー・チェチョルコンサート」・・●テノール・・ベー・チェチョル(韓国出身)・・ミラノヴェルディ音楽院を終了。「アジアのオペラ史上最高のテノール」と呼ばれた2003年に初来日、2005年甲状腺のガンに倒れ、一度は完全に声を失う。日本のフアンの支援により世界初となる声帯機能回復手術を受け、奇跡的に回復。世界各地で公演中、奇跡の歌声は大きな感動を呼んでいる。

●ピアノ・・クリスティアン・アガビエ・・ルーマニア出身・・ジョージユネスク芸術大学(ル-マニア)ピアノ学科を首席で卒業。多くのオペラハウスで演奏。2005年来日。2017年よりベー・チェチョルピアノ伴奏者として活動開始。

●ナビゲーター・・輪嶋 東太郎・・音楽プロデユーサー・・32歳でヴォイス・ファクトリー株式会社設立。自ら納得できるアーティストをパートナーとして事業を展開。2003年当時ヨーロッパで活躍していたベー・チェチョルを初めて日本に招聘。2005年ベー・チェチョルが病に倒れ、声を失った期間も共に歩き続け、全国に支援を呼びかけた。

コンサートはプログラムを一部変更して行われ、素晴らしい演奏に大きな拍手が送れていました。また、演奏の合間に、ベー・チェチョル氏が世界初となる声帯機能回復手術を受けた映像が上映され、部分麻酔で手術中に、声帯の調整のため讃美歌を歌う映像には驚くと同時に感動しました。

アンコールに応えて2曲演奏された後に、日野原先生作詞・作曲の「愛の歌うた」が特別出演のバックコーラス「日向学院合唱部」と共に演奏され、大きな拍手で演奏会を終了しました。今回の演奏会を通して、日野原先生の素顔に触れると共に、先生の音楽に対する情熱がベー・チェチョル氏との出会いを生み、今回のコンサートになり、新老人の会会員の私達がそのコンサートを聴くことになったことを考えると不思議な縁でつながっていると感じています。

上演中は撮影禁止のため上演前とフィナーレの様子を写真で紹介し、プログラムをスキャンして添付します。

会場の表示

ポスター

開演前の会場

スクリーンの写真

休憩時間・・本・CDを買い求めていました

フィナーレ

プログラム(表紙)

プログラム

プロフィール紹介

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1 コメント

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Unknown (藤井)
2018-07-19 08:54:16
改めて、日野原氏の偉大なカリスマ性に納得します。多くの信奉者の熱意が、良く伝わってきますね。やはり、芸術というツールによって、氏の偉大さがますます高められ、認識されるということでしょうか。有難うございました。
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