1月16日(水)14時から姶良市中央図書館視聴覚室において、映画「グローリー」~明日への行進~が上映されていたので見てきました。
姶良市中央図書館視聴覚室において毎週水曜日に映画が上映されていますが、アカデミー賞にノミネートされた作品とポスターに書いてあり興味があったので見ることにしました。
この映画は1965年アメリカ合衆国アラバマ州セルマで組織された公民権運動のデモ中に起った「血の日曜日事故」を題材に苦悩し戦う人を描いたキング牧師を主人公にしたヒューマンドラマ。
あらすじ・・1964年キング牧師はノーベル平和賞を受賞し帰国したが、南部のアラバマ州では特に黒人の有権者登録妨害等が激しい状態にあった。1965年3月7日、キング牧師等の指導者はアラバマ州セルマで大規模なデモ隊を組織して600人が立ち上がった。白人の知事はどんな手を使ってもデモを阻止すると宣言し、武力によってこれを鎮圧する。
その時の映像や写真が世界中で放映され、2週間後には参加者は25000人に膨れ上がる。キング牧師は混乱を回避するためデモは途中で引き返すが、このことが大きな転機となってアメリカ大統領を動かし公民権運動は大きく進展する・・・
今回の映画を見て感じた事は、アメリカでは選挙に行くためには有権者登録が必要であり、南部の州では黒人の登録を妨害することで、白人だけが実権を握って黒人を差別していた実態を知りました。また、キング牧師がガンジーの無抵抗主義も見習って無抵抗を貫いたことが、世論を動かし大統領まで動かし公民権法案が承認されたことを知り感銘を受けました。
会場入り口の看板とポスタを添付します。
看板
ポスター