1月15日、姶良市立中央図書館から借りていた【発達障害の人が見ている世界(精神科医 岩瀬敏郎 著)】を読んだので、その一部を紹介します。
私がこの本を読もうと思ったのは、「発達障害」について報道されていても、その内容について理解していなかったからです。
この本を読んで、「発達障害とは脳機能の特性」であると理解するようになりました。
【発達障害】・・〇ASD(自閉スペクトラム症)・・脳の特性・・「人の気持ちを想像する」「感情表現をする」「情動や共感・自己意識に関する」・・脳の働きに偏りがあると考えられている・・変化に弱く、コミュニケーションが苦手・・
〇ADHD(注意欠如・多動症)・・脳の特性・・「不注意」「多動性・衝動性」が特性・・「傷つきやすい」・・大人になってもミスを繰り返し自己肯定感が低い・・
※発達障害の人というのは決して能力が低いわけでも、人間性に問題があるわけでもないことが理解できました。
むしろ、その特性を上手に引き出せば、定型発達の人と同等もしくはそれ以上の能力を発揮する、大きな可能性を秘めた人たちのようです。
多くの人が、この本を読んで発達障害について理解が深まればと思っています。
参考のため本の表紙と目次をスキャンして添付します。