秋季彼岸会法要が9月20日~26日まで東本願寺鹿児島別院で開催されていますが、私は23日〔土)10時からの法要に出席しました。
法要の前に墓参りを済ませ、法要の席に参列してから、僧侶6名の読経が行われ、読経が終わってから参加者の焼香があり休憩に入りました。
その後、今回の講師である鹿児島教区駐在教導さんによる「三帰依」の朗読の後に、自己紹介の中で、東本願寺には全国に30の教区があり、鹿児島教区は鹿児島、宮崎、沖縄が含まれていること、出身は北海道で家族を北海道に残して単身赴任中であること、夏休みには家族を鹿児島に呼び寄せて、案内した話などをされた後に、法話が始まりました。
講題「安心して生ききる世界」・・私の理解した範囲で概要を紹介します。
【法話の概要】・・〇幸せについて・・一般的に考えている幸せとは・・①家族 ②お金 ③健康・・これらのものは、永遠ではなく、いずれ無くなるもの・・真の幸せとは・・仏法を聴いて頭が下がる自分へ・・自分だけの満足→天に感謝する自分へ・・あるがままの人生を感謝しながら生きること
〇3つの仏・・①阿弥陀仏・・目には見えない、はたらき ②釈迦仏・・悟りをひらいて仏になった人 ③諸仏・・亡くなって浄土に帰り、私達を見守っている人・・私たちは、法要などを通して、常に見守られ願われていることを感じることが大切。
〇癌で余命宣告された人・・4つの段階・・①唖然とする ②怒りに変る ③無気力になる ④やる気がでる・・死を自覚して楽しく生きようとする・・死は避けられないものである・・神戸での連続殺人事件の犯人の心境・・死がどうゆうものか知りたくで殺人を犯した・・子や孫にも死について教えておくことが大切。
法話の後に、恩徳讃を唱和して法要を終わり散会しましたが、今回も母(99歳)の代わりに出席して、法話を聴くことができ仏教についての理解を深めることができたので、参加して良かったと思っています。
法要の様子を写真で紹介します。
東本願寺鹿児島別院の外観
看板
法要開始前の会場(左側が受付)
法要の開始(読経)
焼香
法話の開始
法話の内容の一部
法話が終わって恩徳讃の唱和