7月22日、【中国VSアメリカ「宿命の対決と日本の選択」(橋爪大三郎著)】を読み終わったので概要を紹介します。
この本を読もうと思ったのは、このまま推移すれば、中国の経済力、軍事力がアメリカと同等になり、中国が世界の覇権国になれば、日本も更に大きな影響を受けると思ったからです。
この本の項目は ①関与政策・・アメリカの失敗 ②中国共産党の中国 ③現代中国の本質 ④緊迫する香港 ⑤米中の軍事衝突 ⑥ふしぎな中国のナショナリズム ⑦中国VSアメリカ自由連合・・7章に分けて詳しい説明がされていて中国共産党の歴史とその本質を理解することができました。
今後、最も警戒すべき点は中国が台湾を軍事力で制圧する可能性が大きくなってきたということです。
それを防止するためには、アメリカを中心とした自由連合国家が団結して現状変更には大きなリスクを伴うことを具体的に示して、台湾への軍事侵略を諦めさせる必要があるようです。その場合は日本は自由連合国家の一員として、憲法と法律の制約の中で厳しい対応になると思われます。
本の概要を紹介しましたが、表紙と目次をスキャンして添付します。
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