ザ・リバティ9月号に【ここまでやるか!トラブル続出の一帯一路に見る「中国の異常な拡張欲」】の記事が掲載されていたので紹介します。
【記事の概要】〇習氏の提唱によって始まり、世界侵略の要である経済圏構想「一帯一路」。これに参加する国々で起きている、常軌を逸した主なトラブルを紹介する。
〇バレなきゃいい!国境を勝手に変更・・一帯一路に参加するミヤンマーでは、中国がミャンマー領に侵入し、フエンスや建物などを建設。「ここは中国領である」と実効支配する事件が度々起きており、最近でも6月に発生した。・・・両国の国境には98本の境界柱があったものの、その大半が現在「行方不明」になっている・・中国の侵略はこのようにバレなければいいという、いささか子供じみた手法によっても行われているのだ。
〇国境は中国軍が管理し相手国に主権なし・・中国の隣国であるウズベキスタンなどでは、一帯一路のプロジェクトを見張る民間の警備会社のスタッフに、なんと中国軍人が多数紛れている。民間人を装って他国を侵略するやり方は中国のお家芸だ。・・・他国の軍隊が他国の国境を守るという異常事態が起きている。
〇植民地顔負けのぼったくり契約・・中国は一帯一路の一環で、他国に巨額のお金を貸し付けて返済が滞ると、重要インフラを奪う「債務の罠」を仕掛けている。・・・
〇ウイグル人を収容所に送り返す・・中国がせん滅のターゲットにしているウイグル族。中国国外に脱出すれば安全かと言えば、そうとも言えない。エジプトは、中国と犯罪人引渡し条約を結んでいるため、中国の要請に従い、ウイグル人を強制送還している。・・
〇借金をかたに石油差し押さえ・・アフリカ南西部のアンゴラも、中国が返済できないことを承知の上でお金を貸す「債務の罠」にはまっている。・・・借金を返済できないため、自国で生産した石油を中国に輸出するという形で弁済している。中国マネーに溺れれば、資源は差し押さえられるという典型的な被害事例と言える。
以上、記事の一部を紹介しましたが、記事をスキャンして添付します。
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