10月6日(土)11時~、加治木史談会主催による文之和尚399回法要が姶良市加治木町の安国寺で開催されました。(9月30日予定が台風で延期)文之和尚は優れた才能を見込まれて、「豊臣秀吉」の時代、「徳川家康」の時代に薩摩藩の使者としての役割を果たし、漢字の「文之点」の創始者としても知られた人です。
〇文之和尚399回忌法要・・文之和尚の墓前で読経・焼香が行われた後に、安国寺に移動して本堂御位牌の前で読経・焼香が行われ、文之和尚399回忌法要が終わり、法話等がありました。
●「諸法無我」・・法話の一部の紹介・・一生懸命働いて財産を得たとしても、やがては無くなるものであり、この世には、自分の物は一つもない。戦国時代に日本統一に貢献した、権力者の織田信長、豊臣秀吉、徳川家康といえども例外ではない。世の中は常に動いているので、自分への執着を克服して共に生かされていることの自覚を持つことが大切である・・・
●姶良市広報誌(2018年3月号)の表紙に「安国寺」が掲載されたことに関連して・・取材に応した経過、安国寺の歴史等が紹介されたことについて話がありました。
〇加治木史談会会長あいさつ・・文之和尚399回法要への参列のお礼の言葉の後に、安国寺と足利尊氏との関係など、加治木地区の歴史について話がありました。
〇加治木史談会事務局長より・・文之和尚の法要の歴史、加治木史談が主催して開催されるようになった経過等の説明があり、来年400回忌法要については、関係者で検討して盛大に行いたいとの説明の後に、今日の法要には朝日新聞が取材に訪れているとの話がありました。
南浦文之(文之和尚)の墓は昭和11年9月3日に国指定の記念物(史跡)として指定されており、毎年法要が行われていますが、私は394回の法要に初めて参加して以来、今回が4回目の参加となりました。厳粛な法要と関係者の話などを聞くことができたので参加して良かったと思っています。
法要の様子を写真で紹介します。
墓前での法要前に住職のあいさつ
法要の開始
参列者の焼香開始
墓前での法要の最後
安国寺の正面
安国寺での法要開始
法要の参列者
参列者の焼香
住職の法話
姶良市広報誌(2018年3月号)の表紙に「安国寺」が掲載された内容等の説明
加治木史談会会長あいさつ
加治木史談会事務局長の説明
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