8月27日の南日本新聞に【口の機能低下 フレイル懸念 よくかみ、食べて健康を】の記事が掲載されていたので紹介します。
【記事の概要】〇加齢とともに心身の活力や生活機能が低下し、後に要介護となるリスクが高い「フレイル(虚弱)」。鹿児島大学大学院医歯学総合研究科の中村典史教授は「かむ、飲み込むといった口の機能低下によって引き起こされる」と指摘する。鹿児島市であった講演では「よくかみ、食べることが、健康寿命を伸ばすことにつながる」と訴えた。
〇平均残存歯数は年々増えていると説明。その一方で「加齢に伴い、そしゃく、飲み込む力、味覚、唾液の分泌などに関わる口の機能は低下している」と語る。口の機能が低下すると、食事や会話に支障を来たし、社会や他人との交流が減る。その結果、認知機能や身体機能が衰え、フレイルや要介護状態のリスクが高まるという。
〇新型コロナによる高齢者のコミュニケーションや運動不足が懸念される中、「よくかんで食べることや話をすることを意識してほしい。舌を上あごにつける訓練なども日常に取り入れてもらえば」と話した。
以上、記事の一部を紹介しましたが、記事をスキャンして添付します。
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