「暮らしの法律講座」では課外活動として1年5回は見学会など開催していますが、9月14日は姶良市内の授産施設2箇所を福祉バスを使って見学しました。
9時に姶良中央公民館前に集合してまず最初に身体障害者授産施設 社会福祉法人美野里会「サン・ビレッジ姶良」を見学しました。
責任者から施設の概要について説明を受けましたが、身体障害者更生援護施設「通所授産施設」(定員20名)と授産施設(定員30名)などがあり陶芸、手芸、木工、製袋、印刷、印刷パソコン、下請などの作業を残存機能に応じて作業してもらい、自活する機会を与えることが目的とのことでした。
次に訪れたのは知的障害者授産施設 社会福祉法人ほのぼの会「セルプあいら」でした。
責任者から設立までの経過と施設の概要について説明をうけましたが、就労支援事業B型(定員14名)自立訓練(生活訓練)(定員6名)で作業種目は就労Bが菓子、農業、味噌、石鹸、自立訓練が紙工 生活支援がスポーツ・音楽などを行っているとの説明でした。
二つの授産施設を見学して、障害を持った人たちは普通に働ける人たちに比べて収入を確保することがいかに大変であるかを改めて認識しました。
障害者の人たちは授産施設で働いて少しでも自分の収入があることが励みになっているとの話なので、私達が授産施設で作られた品物を買うことが障害者の皆さんの自立の手助けになるので買い物を通して支援の輪を広げていけたらと思いました。
身体障害者授産施設 「サン・ビレッジ姶良」で施設の概要説明
印刷作業の状況
木工作業の状況
パソコン作業の状況
知的障害者授産施設「セルプあいら」で施設の概要説明
味噌作りの作業
菓子作りの作業
音楽による生活支援
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