映画「はやぶさ」遥かなる帰還が2月11日から上映されていますが、2月19日、鹿児島ミッテ10に行って見てきました。
「はやぶさ」が帰還した後、2010年12月8日~12日まで、鹿児島市立科学館20周年記念事業として「はやぶさ」帰還カプセル等の特別公開がありましたが、その時に実物と内之浦基地での打ち上げから、オーストラリアで回収するまでの記録映像を見ていましたので、今回の映画を楽しみにしていました。
今回の映画は私の見た印象では、事実をできるだけ忠実に映画化したもので、プロジェクトリーダー山口教授を演じる主役の渡辺謙をはじめJAXAで働く宇宙のプロたちを実力派の豪華キャストが熱演していました。
小惑星イトカワの名前は日本のロケット開発のパイオニア糸川博士の名前から命名されたようで、その小惑星イトカワから岩石のサンプルを持ち帰った小惑星探査機「はやぶさ」を設計の段階から多くの人たちの智恵と努力で完成させ、打ち上げ後7年間、最後まであきらめなかった、プロジェクトチームは素晴らしいプロの集団だと思いました。
映画では宇宙空間についてはコンピューター・グラフィックを使って「はやぶさ」の様子が映像で再現されていて、素人にも理解できるようになっていました。
映画の最後では日本のロケット開発の推移を写真で示して、日本の宇宙開発の歴史の一端を知ることができて、改めて日本の底力を感じることができました。
本当に素晴らしい事で自分の事の様に嬉しくなる思いです。
日本人として 更なる発展をねがうものです。