ザ・リバティ2022/3月号に【緊迫の台湾海峡、台湾は離島をどう守るか】の記事が掲載されていたので紹介します。
【記事の概要】〇中国の台湾侵攻の基本的な戦略は、「遠戦速勝、首戦決勝(遠い戦場で戦い、ただちに勝利を収め、初戦で勝敗を決する)」です。具体的に言えば、国際社会(主にアメリカとその同盟国)が台湾有事に介入する前に、中国が台湾を≪統一≫するという考えです。
特に中国が台湾の離島に侵攻する場合、台湾本島を攻めた後に離島を狙う。または離島を占領し、それを交渉材料にして台湾政府を降伏させることが想定されます。・・
〇中国の短期決戦は失敗に終わる・・台湾軍は離島をどう守るか・・金門島・・馬祖島・・両島の地下に指揮所や戦車、食料などを隠し、島全体を要塞化しています。・・台湾軍は離島より本島の防衛に戦力を割き、地対艦隊ミサイル部隊を配備するなどして、人民解放軍をけん制する形にしています。・・人民解放軍は・・1週間も経たずに攻め落とすつもりです。
ただし台湾には26.5万人の将兵がいて、予備兵力を含めた戦力は300万人に達しています。・・中国側に打ち込めるミサイルの数は3000発を超えます。・・短期決戦の戦略遂行は不可能だと思います。
〇中国人と結婚する島民が増え、親中派議員も増加・・今や離島では、島民同士よりも中国人と結婚する人が多くなり、彼らの投票にによって親中派議員が議会の過半数を超えています。・・台湾の望みは、日米台の三か国の軍事的連携を強化し、中国に冒険的な戦いを断念させることです。・・日本が「アジアの大国」としてリーダーシップを発揮してほしいと思います。
以上、記事の一部を紹介しましたがあ記事をスキャンして添付します。
※写真をクリックすると拡大し2回クリックすると更に拡大します。左上の←をクリックすると戻ります。