3月24日、10時~姶良市加治木ふれあいセンターにおいて教養懇話会(第105回)が開催され、今月はYさんが当番で「緑との出会い」について、本文をA4版3枚にまとめ、添付資料として、「日本の森林」「知っていますか身近な花の咲く木」を添付して発表されました。Yさんの了解を得たのでその概要について紹介します。 なお、発表資料はスキャンして添付してあります。
○はじめに・・・リタイヤしてからの自宅の山の手入れと共に10年間、県の森林ボランティアに参加して活動した内容、生涯学習県民講座 吉野公園での園芸講座を16年間受講して学んだこと、実践したことなどをまとめてみた。
○先祖からの山林の手入れ・・・里山6つを先祖から受け継ぎ、亡母が育樹してきた山林を5年がかりで、下払い・成長不良材の除伐・間伐・枝打ちなどを行い、平成26年に子供が帰郷した機会に、兄弟と孫とで山の位置や境界を図面をたよりに確認した。
○森林ボランティア活動・・・平成9年~18年の約10年間、自家山の手入れと並行して県森林ボランティアに参加し、主に姶良地区を中心に活動した実績をまとめた。平成12年県森林ボランティア指導者研修を受講し登録番号をもらった。
○日本の森林・・・添付資料1参照
○知っていますか身近な花の咲く木・・・添付資料2参照
○山林の手入れと森林ボランティ ア活動から知ったこと・・・①生命維持に不可欠 ②安らぎを与える ③水を育む ④動物たちの生活の場 ⑤山を守る ⑥鎮守の森 ⑦木材の提供
○園芸講座の受講と実践・・・①生活の場としての緑とのかかわり・・緑は四季感に満ちており、気分を和ませてくれる・・・②植物の持つ力・・自然の野山にある植物は枯れない。人間の体は、外部から異物が入ってくるとこれを排泄する力があるが、植物にもこれに似た働きをする力がある。その力がフィトンチッドという物質でる。・・③緑黄色野菜がガン細胞の働きを抑制する・・④ハーブの効果・・⑤植物と人間も環境で育つ・・・食生活・・酸性食品だけでなく、野菜などのアルカリ性食品をとって中和をはかっている。植物には、日光、湿度、通風など環境を整えることが大切である。
○おしまいに・・家庭とは家と庭という文字から成り立っている。わたくしたちは生活の中に、緑と花を育て緑のある暮らしをすると、健康増進と維持に役立ち、人間らしい生活を営むことになる。・・・
以上が発表の概要ですが、添付した資料に詳しく掲載してあります。
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「緑との出会い」を書いた人は、出身地まで車で行って畑や山林の管理をされていますが、高齢になってきたので、いつまで続けられるかを心配されていました。
高齢化に伴い、同じような問題が私の周辺でもありますが、健康寿命を延ばす努力をしながらお互いに頑張りましょう。 (おじゃたもんせ)