実家の片付け続いております。
父のものはあとはスーツ類を残すのみとなりましたが
今生きている母のものは厄介です。
何しろ物が捨てられない、片付けられない、掃除ができない。
何十年も前に壊れた掃除機を「使うから」と言って取っておいた。
二階の部屋から一階の仏間になんとか住まいを移したくて日々奮闘してますが
片付けられない遺伝子がもうひとり
一階と二階の総入れ替えをしないとどうにもならないので
まずは二階の母の寝室の物を捨てております。
で、今日は着られなくなった着物の処分に母を付き合わせました。
他人からもらったものはあっさりと「要らない」と答え
自分で買ったものは愚図るので、処分は見送り。
そんな中で古い藍染の浴衣と使えそうな帯を3本ゲットしてきました。
昔の人はものを大事にし過ぎて捨てられない、と言いますが
ちゃんと畳まれていない、シミだらけの着物が
ぎゅうぎゅうに引き出しに詰め込まれている様は
とても「ものを大切に」してたとは思えません。
嫁入り道具の桐ダンスも、かつて弟の部屋だった汚部屋に中身ごと埋もれています。
帰ってきたらポストに呉服屋さんからご案内状。
とても行く気にならない、着物の哀れな末路を見た日でありました。
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