にゃび姐さん、踊ります!

着物・猫・郡上踊りと白鳥踊り。時々韓国にすっ飛びます。韓国語の勉強はいつ再開できるの?と悩みつつ実家の母をフォロー中。

仏壇哀れ

2016-09-29 22:43:08 | 実家の片付け

3日に母が入院して
4日にベッドが入ることは決定しましたが
肝心の仏間オープンは道半ば状態(ベッドスペースは確保しましたが!)

仏間は一族の集合する場所ですので
それは母方・父方共にお線香をあげに来るスペースであり
万が一の時、病院からお迎えをするスペースであって
決して弟の万年床のためにあるのではないです(キッパリ)

今日は私の韓国語講座秋季開講日
明日は通信の印刷だの母の送迎だの、で忙しいので
母のご飯の支度とともにお父ちゃんが片づけに一緒に行ってくれました。

お父ちゃんは社会人の先輩として
「仕事のものをこんなに家に持ち込んではいけない!」ってか
とにかくドイヒー、よくぞここまで、と
あきれながらも掃除機をかけながらどんどん片づけちゃいます。

そしてお盆にもお彼岸にも開かなかった仏壇を開けてお線香。
わかってはいたものの
当然ごはんのお供えもないし
埃やクモの巣がすごいです。
少し掃除をしましたが、これは一日かけてやらないといけないなと。

跡継ぎのいない家だから
こんな大きな掃除のしにくい仏壇にしなくてもよかったのに。
せっかくお墓は合同墓にしたのに。
ふと友人がライティングデスクを仏壇代わりにしちゃってるのを思い出し
それをお坊さんが咎めなかったことまで聞いていたので
それが時代なのかもと思った次第です。


たまに役立つ「ガッテン!」

2016-09-28 22:37:41 | 実家の片付け

今日は「瞑想」
脳の疲れをとって認知症まで良くなるとか
確かにわしも疲れとる。

車の運転は常に交感神経優位なので
興奮状態が長く続くことも知ってるし
自分にとってはあまり良くない状況が続いてることも知ってる

でも思ったより「瞑想」は楽だったかも。

自分の呼吸の浅いこともよくわかるし…
夢を見るのは記憶の整理と思っていたけど
漢方的にはあまりよくないらしい。
たまには何も考えずって、いいんだよね。

それよりも何よりも
「しぼんだ海馬が瞑想で膨らむ」ってやつ!
うまく利用できるかな~~~(煩悩まみれ)


過去の振り返りは未来への道

2016-09-27 22:07:42 | 実家の片付け

タイトルはかっこいいんですが
ただ単に片付けで出てきた写真を母と見たってことです。

ケアマネさんが午前中来て
「まさか要支援2になるとは思わなかった」とのこと
7月中から私はあまり体調がよくなくて
調査の日午前中もケアマネさんの来た日だったんだけど
「疲れてなんだか嫌になってます」という私の言葉は覚えてなかったのか

それとも彼女も疲れていたのか

ペースメーカーの交換手術は予定よりも一年以上伸びて
入院までに一階にベッド、という目標はなかなか叶わず
かなり投げやりだったのは確かです。
もう片づけちゃったもんねー
ベッド置く日も決めちゃったもんねー
戦う気満々だもんねー

ご飯が炊けるまでの間古い写真を母と見ました。

この場所は、先日弟の腐海の森を片づけた部屋です。
写っているのは母と姉と姉の三人の娘と父
母の髪が今の100倍くらい(笑)
後ろの本棚は先日片づけた時とほぼ同じ(爆)

でーん、と寝ている猫はジローくんです。
私たちが来ると隠れてしまう子だったので
こんな柄だったのか!と今知りました。
ここも今弟のブツで腐海の森となっている仏間です。
昔は普通の部屋でした(爆)

母が朝8時にこだわって歩いて通った指圧も
約二か月隔週の火曜日が毎回雨で
休んでるうちに今日は忘れてしまって
「もうなんだか嫌になった」そうです。
あんなにこだわっていたのに、やめるときは一瞬なんだなあ。

それでも、ベッドを置いて、生活の場を整えていきましょう。
この写真から30年。
またみんなで集まるのが私の次の目標です。


ベッドスペースの確保

2016-09-27 00:21:03 | 実家の片付け

実家の部屋という部屋が全て腐海の森となり
足の踏み場しかない、という状況になってから何年でしょう。

台所は早かった…

仏間は父が亡くなって戻ってきた時お客も入れたので
14年前は仏間だった(笑)

少しずつ少しづつものが溜まり
10年前から家に入りたくないレベルになり

年末に片付けに通うこと数回
おかげで肺炎になったのが6年前

3・11の時にはこちら震度6だったんですかレベル
そして手が付けられなくなりました。

ペースメーカーの交換が決まってお尻に火が着いたのは私ら夫婦だけでしたが
本日1m×2m15cmを確保致しました!

こんな場所が

畳見えた!

ゴミ袋はぎりぎりまでどかさない。
空いたらまた別のものが置かれてしまう(笑)


百人一首

2016-09-25 00:10:00 | 実家の片付け
ふと気がついたというか
時折そんなことがあって私を驚かせる母の「ものわすれ」

ペースメーカー手帳ってナニ?
おくすり手帳ってなんだっけ?
黒の服?(法事の時のフォーマル)

もちろん

ご飯食べたっけ?とか
エピソードの欠落はありますが
短期記憶が優れているので自立と判断されたほど。

数字や空間にめっぽう強くて
もしかしてこの人はマトモなんだろうか?
いや、でもこの違和感は。と悩む毎日ではあります。

で、ふと気がついたことのもう1つに
花の名前が出てこないということがあります。
サルスベリの名前がどうしても出なくて
ひゃくじっこう…「百日紅」難読漢字は出るのですが
実はその花を前にして
「どこにあるの?」

母は父と共に歩く植物図鑑と言われたほどの人でした。

花屋の店先で見たミセバヤの鉢植え。
ミセバヤ、と聞くと

見せばやな 雄島の海女の袖だにも 濡れにぞ濡れし 色は変わらず
という百人一首が私はすらすらと出て
母は何の関心も示さなかった…
昔の人ですからほとんどの歌を覚えていて
最初の5文字を言えばスラスラと次の言葉が続くのが普通だったのに

百人一首という言葉にも何の反応もなくて
それも驚いたことのひとつでした。

こうして私はある認知症にたどり着いたのでございます。
同じものばかり食べ続ける…
これじゃーーーーーーーん!
よーし、大きなカレンダー用意するか!
その前にベッドだベッド!
悩むより動け、だな。結局。