私はひとつのものが気に入ると
とことんそればっかりという偏食傾向があります。
数年前初めて行った鈴本演芸場で
ツボに嵌ったのが柳家三三師匠でした。
小田原出身だと知ったのはその後しばらくしてからです。
ということで
小田原で落語があるときは殆ど行きます。
お正月なので江戸小紋で行きました^^
んでもって、寒かったです。
緞帳が上がると冷気が舞台から降りてきました。
普通ライトの熱気がやってくるものなんですが
三三師匠もとうとう最後まで羽織を脱ぎませんでした。
寒いのも程があり、
出演者さん一様に「寒い」をネタにしたほどです。
まず
柳家ろべえさん。
ろべえというのは師匠の喜多八さんの名前つながりで
弥次さん喜多さんの弥次朗兵衛(なんで変換できないの~~~)
やじを取って「ろべえ」さんだそうで
もう何年かずっとろべえさんのまんまです。
この人ハンサムです。
めがねかけると尚ハンサムです。
ハンサムすぎるのでぶち壊れないのかなあ?
声だって、別に悪くないと思うんですけど
なんか一個突き抜けないですねえ。
風体が今時すぎるので、古典捨ててみます?と問いたい。
人物描写は少しはうまくなりましたけど
やっぱり今時過ぎて大学の落ち研(見たことないけど)??
何度も前座で見てるので、観客席も皆さん心配してました(笑)
心配され芸ってのもありかも(ないない)
ネタ?えっと何だっけ・・・
「もぐら泥」でした。
ゲストは柳家花禄さん。
私は落語はぜ~~んぜん詳しくないので
小さん師匠のお孫さんなんて全然知りませんでしたし
小さん師匠もお味噌汁のCMしか知りませんし。
あまりの寒さにマクラが長くなって(口が動かないのか?)
いやマクラは面白かったんですよ
これで終っちゃうのかな~~~と思ったとたんに話が始まって。
こっちは寒いもんだからえ~~まだやるの?と思ったけど
期待してなかった分(笑)すごく面白かった!!
ネタは「長短」
ところで、昔の生活の描写って、勉強しないとわかんないですよね。
キセルでタバコを吸うってしぐさを笑ってくれるのは
大体何歳くらいまでなんでしょうね。
小三冶会長、調べてみます?
あ、ゲストじゃないですよう。
長唄の「スクイーズ☆ハジキーズ」
三味線大好き!なので嬉しかったなあ!
早弾き、かっこよかったですよう
訪問着も綺麗でしたよう!
となりのオバチャンの「長唄なんざ聞きたくないね」って聞こえなかったでしょうねえ
すっごい心配しちゃいましたよ。
機会があったらまた是非来てください。
あ、三三師匠の分が・・・
初めて二席とも知ってる話でした。
落語コミックの監修もなさってるそうで
重いから買わなかったけど^^
雑誌クロワッサンのエッセイもええですよ。
どっちかというとこちらが単行本になったら
年代的に(爆)売れるんじゃないだろうか。
です。小林なんとか・・・
どこのバレエ団かは忘れましたが。
顔が濃かったので、落語向きではないと何故か
バレエを習ったとか。
有名なダンサーです。
そういえばなんかTVで見たような気がします。
花緑さん(禄の字間違えました)の話では
落語家は日本全国で600数十人
そのうち世襲で落語家というのは20余名しかいないそうです。