髪見!十人十色

市川の理容室の店主が綴る日記です
スワローズと釣りの記事がほとんどですが、よろしくお願いします

やばいぞ…千葉県…

2021年03月24日 | W.F.C水釣会(Wednesday Fishing Club)
緊急事態宣言も解除になった事なので、我慢していた遠征に行こうと思いましたが。ネット上では「千葉県の漁港閉鎖」の記事がわんさかでていますので、実際のところどうなのか、調査してきました。

と言うと格好いいですが、実際は釣りをするついでに、漁港はどうなっているのか見てきただけです。

最初に訪れたのは「御宿・岩和田港」

御宿ビーチの東にある港です。

ここを選んだのは、岩和田港が使えなくても、御宿の砂浜で釣りができると思ったからです。

夜中に着いたのですが、漁港の入り口にバリケード等は無く、一見すると入ってもよさそうに見えましたが、堤防の入り口付近には「立ち入り禁止」の文字…

結局、浜でルアーを投げる事にしました。

この御宿ビーチを挟んで反対側にあるのが「御宿港」

こちらは、入り口にバリケードがあったような気がします…(ごめんなさい…記憶が飛んでる…)

御宿港で釣りをしなかったので、なんらかの「禁止」を意味するものがあったのだと思います。

そして、勝浦・川津港を目指して車を進めましたが、大きな港から、小さな港まで、ほぼ全滅状態…

つまり、外房(御宿~川津)の港はほとんど使えそうにないという事になりました。

勝浦の興津港は、海浜公園に駐車場があり、トイレもあり、釣りをしている方もいらっしゃったので、釣りをしても大丈夫だと思います。

その後、いくつかの港を通り過ぎ、車を停めたのは「千倉港」

こちらは、「立ち入り禁止」は書かれているものの、中央の防波堤で釣りをしている方がいました。

「事故については、自己責任で」と書かれていたので、自分で判断してくださいという事なのかも知れませんが、派手にやりすぎると、「閉鎖」の二文字が見えそうなので、あまり推薦は出来ません…

ここから、また車を進めたのですが、館山周辺の港は、どこも「立ち入り禁止」の立て札がありました。

しかしながら、釣りをしている人影がみられるところもありましたので、千倉港と同じように、「自己責任」という事なのかも知れません。

館山港の「自衛隊堤防」は立ち入りを禁止していて、入り口が閉鎖されています。

沖ノ島は入れますし、釣り人もそれなりにいらっしゃいました。

船形港は変わらず、釣り人がいましたし、冨浦新港もたくさんの人が釣りを楽しんでました。

「立ち入り禁止」はあるものの、釣りをしている方がいる港は、おそらく「自己責任」という事なのだと思いますが、忘れてはならないのが、この「自己責任」の中に「漁業関係者とのトラブル」に関する「責任」も含まれているという事だと思います。

怪我しても、自分で処置するから大丈夫

などというレベルで物事を語ってはいけない。

僕ら釣り人は、漁師さんたちの仕事場で遊ばせていただいているんですから、そこを弁えなければならないのです。

考えてみてください。

あなたの職場に、見ず知らずの人間が入ってきて、空いているパソコンを使って、ゲームを始めた…その人たちが、興奮して大騒ぎを始めた…お菓子の包みを床にまき散らかしたまま帰っていった…

漁師さん達にとってみれば、自分たちの職場で、仕事をしているそばで、遊んでいる人がいる。

しまいにゃ、大騒ぎを始める…ゴミを放置する…

そうなったら、「来ないでくれ」になりますよね?

「コロナ完成拡大を防ぐため」と書いてある立て看板もありましたが、それは都合のいい言い訳で使われているのかも知れませんし、「車両進入禁止」と書かれた港では、地元の方でしょうか?釣りをしている方はいらっしゃる場所もありました。

つまりは、「よそ者排除」のための「コロナ看板」だったり「車両進入禁止」だったりするというのが、本当のところでしょう…

ルールやマナーを守る多くの釣り人の中に、守れない少数の人間がいる…

コロナの感染防止と同じように思えます。

「法に触れなければいい」といった考え方はやめにしないと…

「新しい法」が作られ、終いには「法に縛られ、自由の無い社会」を生み出すことになってしまうかも知れません…

釣りをされる方も、されない方も、今一度自分の行いを省みる必要があるんではないでしょうか…?