髪見!十人十色

市川の理容室の店主が綴る日記です
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一二三・詩、そろって金メダル!

2021年07月25日 | 徒然草
今日の話題は間違いなく、阿部一二三・詩兄妹の金メダルでしょう!

「兄妹・同日・金メダル」

これは、オリンピック史上、初めての出来事だそうです。

そして、僕はこの阿部一二三選手の金メダルを決めた時の事に感動しました。

一二三選手は、試合が決まった時から、畳を降りるまで、派手なポーズどころか、笑顔すら見せず、最後は正座して、競技場に向かって深く頭を下げました。

武道だけではなく、スポーツの精神として、「相手を敬う」というものがありますが、彼の態度からは、相手を敬い、そして、その会場にいる様々なスタッフ、関係者、そして、コロナ禍における、特別なオリンピックを開催し、試合を催してくれた、全ての人達に感謝の気持ちを表すための、真摯な態度が見られたように、僕の目には映りました。

「勝って驕らず」

勝って、素直に喜びを表現した詩選手に対して、一二三選手は「兄貴、すげぇ!」と思わせてくれました。

決して、詩選手の態度を批判したり、非難したりするものではありません。

彼女の態度は、喜びを素直に表現したもので、見ていて素晴らしいものでした。

兄の一二三選手の態度は、それを上回るものであったと言いたいのです。

「礼に始まり、礼に終わる」

柔道の「武道」としての本質を、一二三選手に見せてもらい、柔道の「スポーツ」としての楽しさを、詩選手に見せてもらったと思います。

一二三選手が勝った瞬間、自分の事のように喜ぶ詩選手。

詩選手の試合を、練習場でずっと見守っていた一二三選手。

まさに、名実ともに「世界一の兄妹」だと思います。

今日は、他にも水泳やスケートボードで金メダリストが出ています。

全てのアスリートに、お疲れ様

そして、全てのメダリストに、おめでとう!

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