江戸川で女児遺体見つかる

江戸川の通称：篠崎水門の少し上流で、女の子の遺体が発見された。

松戸の行方不明の女の子かどうかは、まだ鑑定が済んでいないので不明だが、痛ましい事件が起きてしまったと思う。

実はこの場所、スズキやナマズなどが釣れることで、それなりに人気釣り場だった。

「だった」と書いたのは、２年以上行っていないのだ。

以前は土手の上に車を停めて、水門の下流側へ、金網を乗り越えて入って釣りをしていた。

ところが、いつの間にか、その金網の上に虎ロープで更に高いバリケードが作られて、それからは行っていない。

この水門が閉まっている時は、下流側がスズキの好ポイントとなっていた。

開いている時は、上流側・下流側、どちらもルアーを投げる価値のある場所だった。

今は、遺体発見現場となった、上流側しか入れなくなっている（と思う）

最近は江戸川の最下流部である、葛西に行くことが多かったのだが、この松戸の行方不明事件をきっかけに、足が遠のくようになった。

僕も人の親だから、早く見つかって欲しいとは思っていた。

もちろん、生きて親元に戻るのが一番だが、最悪の事態も想定されるような、報道からの発表を見ていると、江戸川で釣りをしていて自分が発見してしまう事を考えると、どうしても行けなかった。

人の親として、自分が発見者になったら…

その親御さんに、どのように伝えればいいのだろう…

もちろん、直接お会いして、お話をすることはないと思う。

しかしながら、発見者として報道各社からインタビューを受ける事は必至だろう。

僕にはそれが出来そうもない…

きっとパニック状態になってしまう…

だったら、発見者にならないように、江戸川を避けるしかない…

早く見つかって欲しいという気持ちと、自分は発見者になりたくないという気持ちが入り交じり、とても複雑な気持ちになった。

今は、見つかった女の子のご冥福を祈る事しかできない。