先週末から山陰に帰っていた。ひところの厳しい暑さはどこに行ったのか、陽射しはあっても涼しかった。時間を見つけていつも訪れる場所がある。日野川の河口だ。
海から陸陸へ心地良い風があった。海上では強い風が吹いていたのかもしれない。波は時折大きなものが押し寄せていた。
日本海の海岸にはたくさんの風力発電機が建っている。沖合いに見える風力発電の風車は安定した回転を保っていた。
風力発電も大きなエネルギーを持っているが、波にも大きなエネルギーがあるのではないだろうか。押し寄せる波は途絶えることがない。この波の力を効率よく電力に変換できるなら電力不足の解消に大いに役立つことだろう。
調べてみると波力発電をいうものがあるようだ。電気を起こすには押し寄せる波の力を、何らかの方法で回転運動に変えなくてはいけない。回転力が発電機のタービンを回すのだろう。
設備的にはまだまだ難しい課題があるのだろうが、無限に押し寄せる波を見ているとどれほどの運動エネルギーを秘めているのだろうかと思う。発想の転換で素晴らしいアイデアが出ないのだろうか。
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