写カットライフ

写真を通して人生を楽しみたい。
道具に凝るのもよし、撮影技術を磨くもよし、写真をテーマに楽しみ方を綴ったブログです。

9.11から10年

2011年09月11日 19時00分24秒 | 写真の紹介

9.11から10年経過した。ニューヨークの惨劇は自分の境遇とも重なって、最初の一報を聞いた瞬間からよく覚えている。
当時は心筋梗塞による死に縁から生還し、退院して自宅療養に入ったばかりの頃であった。当時の日記を振り返ってみる。

「夜の10時ごろで横になってテレビを見ていた。するとニュース速報が流れた。NYの貿易センタービルに航空機が突っ込んだというのだ。すぐにNHKにチャネルを変えてみて見ると確かに穴があいて燃えている。あそこの110階でNYツァーのパーテイをやった。つい3ヶ月ほど前だ。これからどうするのだろうとテレビを見ていると航空機がもう1機隣のサウスビルに突っ込んだのだ。激しい炎が上がり黒煙も上がった。これは事故ではないと直感した。そうこうしているうちにワシントンのペンタゴンにも航空機が突っ込んだとの事。画像がペンタゴンを捕らえるとここも炎と黒煙だ。もう1機の航空機も落ちたとの情報が入ってきた。これはテロだ。テロというよりも戦争のような気がした。これからどう決着をつけていくのだろうか。」

この年の6月に仕事の関係でNYに行っていた。その時に登ったビルが貿易センタービルであった。夕方で、夕陽を眺めながらディナーを食べた記憶がある。下がその写真だ。初代のCanon IXY DIGITALで撮影した。JPEGの特性を知らず、何度も編集したので画像が荒れてしまった。

 

 今となっては見ることのできない光景だ。方向はわからない。夜景が綺麗であった。

9.11は人間の起こした人災だ。テロという形の人災だ。憎しみや貧困がもたらした人災でその連鎖はく繰り返される。わかっていても手が打てないのも人間の弱さだ。鎮魂の中から未来が見えただろうか。
3.11は天災だ。無力な人間は自然の猛威に為す術もなく翻弄される。しかし、希望や絆というエネルギーのもと、未来へ向かうことができる。

 

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