西伊豆からの帰り道の途中に修善寺虹の郷がある。数年前の秋にも戸田からの帰りに寄った。今回で2回目の訪問だ。
園内はそれなりに広く、造られているといえ、自然豊かだ。そこでバラが見頃と聞いた。入園するとイギリスをテーマにしたイギリス村となっているが、バラ園は歩いて10分ほどのカナダ村の近くにある。今頃の季節に旬なバラを撮れるとは思っていなかった。手入れが良く、どのバラもみずみずしく咲いていた。
斜面に色々なバラが咲いていた。どう撮るか考えた。レンズはいつでもぐっと寄れるようにCanon EF100mm マクロ F2.8L IS USMをセットした。でもこの場所では咲き誇るバラを撮りたいと思った。手前に主役となるようなバラを探し、背景にはたくさんのバラのぼかしが入るような位置を探した。
バラ園の中に面白いモニュメントがあった。風見鶏だろうか。マクロレンズだが、焦点距離100mmの明るいレンズだ。体を動かしながら構図を決めるのもまた面白い。
ちょっと日陰に咲いていた薄紫色のバラ。背景に黄色の薔薇を配し、控えめにシャッターを押す。けれど、しっかりした描写力が頼もしい。左の花がややうるさかった。
こちらも日陰であったが自らが輝くような黄色の薔薇であった。宙に浮いているように撮ってみた。
最近はがむしゃらにシャッターを押さなくなった。それでも100枚近くは撮っているが、シャッターを押すときに時間をかけるようになった。あれこれと考え結局やめることが多くなったと感じる。こうして撮った写真を見直すと、その時の気持ちがわかるような気がする。
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