今、自衛隊の在り方を問う!

急ピッチで進行する南西シフト態勢、巡航ミサイルなどの導入、際限なく拡大する軍事費、そして、隊内で吹き荒れるパワハラ……

*オンライン・島々シンポジウム――要塞化する琉球弧の今  ●第2回「ミサイル基地工事を阻む石垣島」

2021年04月09日 | 自衛隊南西シフト
●第2回「ミサイル基地工事を阻む石垣島」

●日時 2021年5月9日(日)13:00~  ZOOM ビデオウェビナーによるシンポジウム      
 (入場無料・カンパ歓迎。先着500人の事前登録制)

●申し込み用アドレス(登録リンク)
https://zoom.us/webinar/register/WN_QzYB3LT_QR28nuBpILHMpw

●パネラー
・山里節子さんをはじめとする「いのちと暮らしを守るオバーたちの会」の皆さん)
・嶺井 善さん(「石垣島への自衛隊配備を止める同住民の会」共同代表)
・内原英聡さん(石垣市議会議員)
・小西 誠さん(軍事ジャーナリスト)
・司会・三上智恵さん(映画監督・ジャーナリスト)


*2019年3月、石垣島のミサイル基地着工以来、防衛省・市当局を相手に闘い続けるオバーたちの会、
そして住民の会の人々――その住民運動の現場からの、生の声をぜひ聞いてください!
自衛隊の南西シフト態勢での、急速に進行するミサイル基地建設―この宮古島・奄美大島に続くミサイル
要塞化に抗して、厳しいながらも必至に闘い続ける石垣島の住民たちを孤立させてはならない!

●zoomビデオウェビナーは、事前登録制(視聴者の氏名等は非表示)。
 なお、すでに第1回で登録された方は、登録の必要ありません。事前にメールで「視聴アドレス先」が届きます。

●初参加の方は、下記リンクより登録をお願いします。登録すると、専用の参加アドレスがメールで送られて来ますので、当日
時間(15分前から入室可能)になりましたら、そのアドレスからご参加ください。また、開始までにZoomアプリをインストー
ルしておくと、スムーズに参加できます。

*後日、YouTubで視聴可能(YouTubeのURLをお知らせします)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●主催「島々シンポジウム」実行委員会
連絡先 東京都中野区大和町1-12-10 社会批評社気付

E:mail shakai@mail3.alpha-net.ne.jp
・カンパ振込先 郵便振替 00160-0-161276(名義・社会批評社)
(「島々基金」とお書き下さい)

*シンポジウムは無料ですが、現地の運動支援のためのカンパを、ぜひともお願いします!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
*オンラインZoomの活用術
 Zoomを利用したことがない方に向け、「PC用」「iOS用(iPhone/iPad)」「Android用」の利用マニュアル
*PC用 
https://drive.google.com/file/d/1qQ05KxzHc9hGNb5DHJdraVUehi522wmM/view?fbclid=IwAR0DdvF0Q1JEJdSR_As0ljsgPOvApyS4L_n5VI-h0Lns1PbvwOxXRdCP11Q
*iOS用(iPhone/iPad)
https://drive.google.com/file/d/16KX3eqhf5VFptqODtbYWDzSDMY7t0KBe/view?fbclid=IwAR2pPwYi6sm_S4Khv9xFXY0H3nRt_mNi_X-OiDIJ3Cv8vjI-UyLpynaT6eA
*Android用
https://drive.google.com/file/d/1KWXR7wNEEUatB7oeH_LRMIefZ9cb9IN3/view?fbclid=IwAR0YtWk-ucuiDWEHCAo4jCvZywdWiWZ5iGAWM0ngtoxN8b_XtkxdugT-Nqk

代表 小西 誠
〒165-0034 東京都中野区大和町1-12-10 小西ビル
  ℡ 03-3310-0681 Fax 03-3310-6561
  E-mail shakai@mail3.alpha-net.ne.jp 

宮古島・保良ミサイル弾薬庫の現在―500日もの座り込みを続ける保良の人々!

2021年03月22日 | 自衛隊南西シフト
宮古島・保良ミサイル弾薬庫の現在―500日もの座り込みを続ける保良の人々!



 500日の座り込みを続ける下地博盛さん夫妻! 

 僕は、一昨年10月に保良を訪れたときも、帰りは台風に直撃された! そして今年の保良住民集会の後も、台風の直撃!「嵐を呼ぶ男」になったのか?
 しかし、それにしても保良は暑い。海のすぐ側にありながら、カンカンの日照りだ。冬はすさまじい風が吹き荒れるというが、山がまったくないこの地特有の環境だろう。

 この真夏の、灼熱の炎天下をものともせず、「ミサイル・弾薬庫反対!住民の会」共同代表の、下地博盛さんと連れ合いの薫さんのお二人は、なんと300日もの座り込みを続けている。朝早くから夕方までー。もちろん、地域住民の方々も座り込みには参加されるし、宮古島市内はもとより本土からも応援の人々は駆けつける。だが、日によっては二人きりになろうとも夫妻は、連日座り込み、ミサイル弾薬庫工事の車両の出入りを止めているのだ。

雨の日も、風の日も「絶対に危険なミサイル弾薬庫造りを許さない」と、基地建設を阻む行動を続ける下地夫妻――。

 その下地博盛さんは、城辺(ぐすくべ)町役場に長らく勤め、保良の区長を3期、また宮古島市議会議員を務めた人で、ふだんは寡黙な人だが、風貌からも断固たる信念を感じる人だ。一方、連れ合いの薫さんは、明るく話し好き、ジョーク好きで、この暑さの中、工事入口に敷き詰められた鉄板の上で、卵焼きを作るという「イベント」もやったという。鉄板の上は50度以上はあったようだ(娘さんの茜さんは、当日の「実行委の学習会」の司会を務めるなど、家族ぐるみの闘い)。           

 保良ミサイル弾薬庫工事が始まったのは、一昨年10月7日、その4日前の10月3日に防衛省の地元説明会が強行された。「説明会」を住民はボイコットしたが、この説明会が工事着工のアリバイづくりであったことは明らかだ。

 凄まじいミサイル弾薬庫工事が進む保良 

 この工事が始まる1週間前、僕は地元住民の要請で保良・七又の住民集会に講師として参加したのだが、あれから1年、当時、深い鉱山跡には何もなかったが、この地はみるみるうちに整地され、もうミサイル弾薬庫の骨格が姿を現しつつある。                    

 防衛省から経産省への「設置承認申請書」によれば、ミサイル弾薬庫の工事は、現在、二棟が造られつつある(もう一棟は、土地買収の遅れという報道あり)。

上の写真は、ミサイル弾薬庫の1つで、左側の長い建築物が「防爆壁」(土堤)であり、右のビルのような構造物がミサイル弾薬庫の本体である。
これは、現場で見ると凄まじい大きさだ。現在進んでいる工事だけでも、ビルに例えると4階建ての高さだ。

「米軍基準」のミサイル弾薬庫!
 先の経産省への防衛省の「設置承認申請書」には、上の右図面が描かれているが(宮古島市民の斉藤美喜氏請求による情報公開文書)、この文書では「米軍基準」という文言が何度となく出てくる。

 この「米軍基準」ということと、文書に明記されている、ミサイル弾薬庫の「爆破実験」などを推定すると、おそらく自衛隊では、地対艦ミサイルの弾薬庫について「地上覆土式一級火薬庫」を造るのは初めてではないかということだ。奄美大島のミサイル弾薬庫も(未だ工事中)、北海道のミサイル連隊などで造られているミサイル弾薬庫も、すべてが「地中式弾薬庫」である!

 いつものことだが、防衛省・自衛隊は、この爆破実験でさえ、ほとんど墨塗で出してきた。しかし、ミサイル弾薬庫について、この文書が言うように「安全が証明された」とするなら、全文を明らかにすべきだろう。

 だが、実際のこのような「爆破実験」など机上の空論である。筆者は、かつて防衛大学校による「弾薬庫の爆破実験」を調査したことがあったが、わずか数キロのTNT火薬を詰めた、ミカン箱程度の大きさの箱を爆破しただけのものである。つまり、実証実験とするには、あまりにも爆破の規模が小さすぎるのだ。     

 一方、防衛省は従来、宮古島などの住民説明会でも、「ミサイル弾薬庫の爆破試験を行ったことはない」と明言し取り繕っていた。

 そしてまた、経産省においても「地対艦ミサイルなどの爆発物は火薬類取締法ではそもそも想定していない」というのであり、地対艦ミサイルなどの高度の爆発物の実証実験はなされていないのだ。

 こうした、防衛省は、住民らがもっとも怖れる、ミサイル弾薬庫の「保安距離」をひた隠しにして、「自衛隊を信頼しなさい」と言うばかりである。

 すでに、拙著『要塞化する琉球弧―怖るべきミサイル戦争の実験場!』、動画「軍事ジャーナリスト・小西 誠が暴く南西シフト態勢―宮古島編」(part2)などで、この保安距離の問題は詳しく述べてきたが、ミサイル弾薬庫が爆発したとき、住民の危険はとてつもなく、凄まじいものになるのだ!     
 そして、「保良ミサイル弾薬庫」は、もう一つの「ミサイル基地」となる!

 「宮古島訓練場火薬庫」(仮称)という駐屯地! 

 現在の保良ミサイル弾薬庫の正式名称は、「陸自宮古島訓練場火薬庫」(仮)とされている。変な名前の基地だ! 全国でこんな名前の基地はない。おそらく開設後には、名称を変えてくるだろう。たぶん「宮古島駐屯地保良分屯地」となる。となると、この弾薬庫は、単なる「訓練場」でもなく、部隊が常駐する「ミサイル基地」となるということだ。

 まず問題は、「廠舎」という常駐隊舎の建設である。防衛省の住民に出された説明書によれば、この保良地区には、弾薬庫・射撃場・整備工場・訓練場・廠舎などを造るとされている。             

 まず、ここに明記される廠舎とは何か? 旧日本軍では、廠舎というと古ぼけた、木造の造りの、演習などで一時的に滞在する宿舎のことを言う。自衛隊でも、長らくは同様の、例えば「かまぼこ型」の古い木造造りが多かった。だが、近年では廠舎には、隊員宿舎だけでなく、大浴場やコンビニさえも置かれた、もう一つの隊舎(基地)となっている(下は建設中の北海道・然別の廠舎)。                       

 つまり、「保良基地」は、宮古島・千代田地区にある警備部隊とは、別の常駐基地であり、そういうものとして造られようとしているということだ。

 訓練場という一大演習場 

 もう一つの問題は、保良基地がミサイル弾薬庫・射撃場・廠舎を中心に造られながら、一大訓練場としても造られようとしていることだ。上の防衛省図面をみてほしい。ミサイル弾薬庫の上・下の部分が「訓練場」として明記されている。

 宮古島駐屯地には、ただ今現在、訓練場が整備されていない。陸自は、空自の訓練場を時々借りるという状態だ。この訓練場を保良に造るというのは当初からの計画だが、問題はこの訓練場(演習場)は、普通科部隊の戦闘訓練に留まらない、対艦・対空ミサイル部隊の訓練場・演習場になりうる、ということだ。

 例えば、対艦・対空ミサイル部隊の実射・実弾演習は、射程の問題などで現在、国内では行っておらず、アメリカ本土の演習場を借りて行われている。しかし、ミサイルの実弾演習ではなく、「模擬弾の演習」などは、国内でも行われている。保良に地対艦ミサイル部隊が配備されるとすれば、この模擬弾の演習も行われることになり、非常に危険な状態が生じることになるのだ(保良ミサイル基地と訓練場全図。上下の敷地が訓練場・演習場。全体では19㏊だが、間違いなく演習場は買収され、拡大されていく。沖縄県環境アセスメント逃れのために現在、19㏊にきり縮められた!!)。                           

 保良基地は「地対艦ミサイル基地」となる!

 さて、今ひとつの、決定的重要問題は、保良ミサイル基地が、将来、間違いなく宮古島の地対艦ミサイル部隊の常駐基地として造られていく、ということだ。

 これを例えば、奄美大島に建設・配備された地対艦・地対空ミサイル基地と対比してみてみよう。奄美では、この地の北・大熊地区に地対空ミサイル部隊(+警備部隊)が配備され、遠く離れた奄美の南に瀬戸内町に、地対艦ミサイル部隊(+警備部隊)が配備された。
              

 これを見ると、全国的にも同様だが、1つの基地に指揮系統も作戦運用も完全に異なる部隊が配備されることはない、ということだ。これは、石垣島配備の部隊も、将来、同様になるだろう(拙著『要塞化する琉球弧』の掲載資料には、石垣空港・北の候補地の詳細図面もある)。        

 地対艦ミサイル、地対空ミサイルの作戦運用においては、陸海空の統合運用が決定的となる。いわゆる「友軍相撃」(同士討ち)を避けるためであり、無駄撃ちを避けるためでもある。

 保良住民らが座り込みを続ける道路のすぐ下・脇には沖縄島と宮古島を結ぶ宮古海峡が広がっている。周りには、南国の島々特有のリーフは全くなく、水深のある広大な海峡が広がっている。

 自衛隊が、地対空ミサイル部隊の配備について、この保良の位置・地形を選んだことには、地対艦ミサイルの作戦運用からすると不可欠だったということか。                 

 この宮古海峡は、第1列島線のチョークポイントと言われ、現在でも中国の艦船・航空機が頻繁に行き来している。もちろん、中国脅威論者が騒ぐ必要もない、この海峡は排他的経済水域(領海ではなく自由通行可)である。

 宮古島・保良地域が、日米の南西シフト態勢=「島嶼戦争」=海峡戦争(通峡阻止作戦)、とりわけミサイル戦争の「絶好の地域」とされたのだ。だから一旦、宮古島・保良に地対艦ミサイル部隊の弾薬庫、部隊配備を許容したとするなら、次から次へと、日米のミサイル部隊がやってくるのだ。                                 すでに、自衛隊は「高速滑空ミサイル」(ブロック1・2025年度配備)、「極高速滑空ミサイル」(ブロック2・2028年度配備ー「島嶼防衛用高速滑空弾部隊・2個高速滑空弾大隊」[2018年新防衛大綱策定])を決定している。もし、この高速滑空ミサイル部隊の配備が進行したとするなら、宮古島(+沖縄島)配備は、不可避となるだろう。    

 そしてまた、米軍の海兵隊、陸軍部隊の地対艦ミサイル部隊を中心とした部隊配備ー「島嶼戦争」部隊の配備が決定されつつある。この第1列島線=琉球弧が、とりわけ宮古島が、その最大のミサイル戦争の戦場とされようとしているのだ(参照 YouTube「軍事ジャーナリスト・小西 誠が暴く南西シフト態勢―アメリカのアジア戦略と日米軍の「島嶼戦争」(part6))。

 この事態を座して待つだけなのか、それとも連日の猛暑の中で闘いつづける保良住民(→宮古島住民・石垣島住民ら)とともに、これを食い止めるべく闘うのか、今ギリギリのところで全ての「本土民衆」は突きつけられているのだ。

 今なら、まだ、保良ミサイル弾薬庫は止められる!         

 宮古島駐屯地に配備されているのは、ミサイル弾体のない、キャニスターだけの、「空鉄砲」の対艦・対空ミサイル部隊だ。宮古島ミサイル基地は、未だ不完全な、未完成の基地なのだ!
(これはブログ「note」からの転載[2020/8])

オンライン「島々シンポジウム―要塞化する琉球弧の今」

2021年02月09日 | 軍事・自衛隊

オンライン「島々シンポジウム―要塞化する琉球弧の今」
*第1回「宮古島・保良ミサイル弾薬庫の住民、そして市民運動の現場から!」
・日時 2021年3月7日(日) 14:00~16:00
 ZOOM ビデオウェビナーによるシンポジウム      
 (入場無料・カンパ歓迎。先着500人の事前登録制、下記メールへ申し込み。詳細は本文案内参照)


出演
下地博盛さん(「ミサイル・弾薬庫反対!住民の会」共同代表)
下地 茜さん(同住民の会・宮古島市議)
石嶺香織さん(「てぃだぬふぁ島の子の平和な未来をつくる会」)
楚南有香子さん(同)
軍事アドバイザー・小西 誠さん(軍事ジャーナリスト)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
司会・三上智恵さん(映画監督・ジャーナリスト)

(先島の自衛隊問題に早くから取り組んできたジャーナリストであり、ドキュメンタリー映画「標的の島 風かたか」を2017年に公開)

*ミサイル弾薬庫着工以来、およそ500日、座り込みを続ける保良ミサイル弾薬庫の「住民の会」共同代表・下地博盛さんらの、防衛省を相手にして、決して諦めないその行動の背景はー。

*市行政に風穴を開ける「てぃだぬふぁ 島の子の平和な未来をつくる会」の、宮古島の地下水問題、沖縄県の環境アセスへの提言、そして最近の新市長への質問状など、宮古島のママたちの平和を求める様々な取り組み

*zoomビデオウェビナーは、事前登録制です。視聴者の氏名等は表示されません。先着定員500人で〆切り(3月5日〆切り厳守)
・申し込み用 E:mail shakai@mail3.alpha-net.ne.jp

*〆切り後は、YouTubでLive視聴できます(zoomはパネラーへの質問が可能ですが、こちらは視聴のみ。後日YouTubeのURLをお知らせします)

●主催「島々シンポジウム」実行委員会
連絡先 東京都中野区大和町1-12-10 社会批評社気付
E:mail shakai@mail3.alpha-net.ne.jp

カンパ振込先  郵便振替 00160-0-161276(名義・社会批評社)(「島々基金」とお書き下さい)
*現地の運動支援のためのカンパを、ぜひともお願いします!

*戦争を体験された長老らの「東アジアの不戦宣言」を支持する!

2020年08月27日 | 自衛隊南西シフト
そして、「不戦宣言」とともに、直ちに「日米の南西シフト」を始めとする東アジアのミサイル軍拡競争ーミサイル基地建設を停止させることを提言する!


*「少なくともまず東アジアを戦争のない地域に―長老たちの提言」(東アジア不戦推進プロジェクト)


●東アジアの全構成国の共同宣言
私たちは、戦争時代を直接体験した最後の世代に属する者として、「最近の世界情勢」と「プロジェクトの思想」が明らかにしたように、このたびの新型コロナウイルス感染症が人類の存続にかかわる深刻な脅威の兆候であるととらえ、人類が全力を挙げてこれに対処できるようにするため、2022年2月22日22時22分22秒という千年に一度の稀有な時点を期して、まずもって東アジアの全構成国の首脳が次のような共同宣言、又は個別同時の宣言を発出することを提言する。

(1)あらゆる対立を超えて人類全体の連帯を図り、人類絶滅の危機を回避するよう努力する。
(2)少なくともまず東アジアを戦争の無い地域とする。
日本国政府のこの宣言への参加を熱望する

上記の宣言を実現するため、まず日本の国民各位がこの提言の趣旨にご賛同下さり、可能であれば各種のグループを作り、最終的には日本国政府のこの宣言への参加を実現するよう尽力して下さることを熱望する。
東アジアの政府を動かす運動を切望する

さらに、東アジアの、私たちと同じく戦争時代を体験した世代の方々が志を一つにし、それぞれの国の国民に訴え、ひいては政府を動かす運動を展開して下さることを切望する。
東アジアのみならず、ほかの

地域の戦争放棄に一歩近づけたい
東アジアのみならず、2022年2月22日という希有な時点を活用し、同様または類似の宣言を発出することのできる地球上の他の地域があれば、戦争放棄という人類の悲願の達成に確実に一歩近づくと信じてやまない。

瀬戸内 寂聴(1922年5月12日)作家・宗教家(文化勲章受章者)
千 玄室(1923年4月19日)茶道裏千家大宗匠(文化勲章受章者)
伊藤 雅俊(1924年4月30日)イトーヨーカ堂 セブンイレブン等創業者
大城 立裕(1925年9月19日)作家
岡田 卓也(1925年9月19日)イオン創業者 イオン環境財団理事長
石原 信雄(1926年11月24日)元内閣官房副長官
西原 春夫(1928年3月13日)元早稲田大学総長
野村 萬(1930年1月10日)狂言師 人間国宝(文化勲章受章者)
谷口 誠(1930年3月31日)元国連大使 元OECD事務次長
澤地 久枝(1930年9月3日)ノンフィクション作家
有馬 朗人(1930年9月13日)元東京大学総長 元文部大臣(文化勲章受章者)
明石 康(1931年1月19日)元国際連合事務次長
花柳 壽應(1931年3月22日)日本舞踊家 元花柳流家元(日本芸術院会員)
平岩 弓枝(1932年3月15日)作家(文化勲章受章者)
三浦 雄一郎(1932年10月12日)登山家 冒険家
森田 実(1932年10月23日)政治評論家
仲代達矢(1932年12月13日)俳優 無名塾代表(文化勲章受章者)
有馬龍夫(1933年6月13日)元駐ドイツ日本国大使 前中東調査会理事長
海老沢勝二(1934年5月5日)元NHK会長

http://www.asianpeace.jp/chourou/index.html

*参考に                       https://news.infoseek.co.jp/article/gendainet_657799/
https://www.asahi.com/articles/DA3S14599898.html
https://www.excite.co.jp/news/article/Harbor_business_226626/

*「自衛隊南西シフトと新冷戦」(後編)https://www.youtube.com/watch?v=7infZM1XSYA&list=LLgjXy2XsRCiN-t7yzIYoJTw&index=7&t=0s

*私たちは、先島―南西諸島の軍事化・要塞化に抗し、同地域の非武装化を求める共同声明」に賛同します! https://blog.goo.ne.jp/shakai0427/e/25eef843499418214e7da3e8bbfb9f56

*深刻化する南西シフト態勢を水路とする日中の軍拡競争(「島嶼戦争」の危機)に対し、全野党・平和勢力は、直ちに軍拡停止ー軍縮を要求しよう! https://blog.goo.ne.jp/shakai0427/e/8b6a89396a4f10cdf7c3aaeea92dc316

東アジア共同体研究所の東京シンポジウムでアジアでのミサイル軍縮を緊急提案

2020年07月04日 | 軍事・自衛隊
*日米中の、アジアでのミサイル軍拡競争を直ちに停止し、軍縮交渉へ(6/29付琉球新報報道)
 ――東アジア共同体研究所の東京シンポジウムで提案!
  日米の南西シフト態勢ー南西諸島へのミサイル配備を停止へ



*中距離核戦力全廃条約(INF)の廃棄で、東アジアは激しいミサイル軍拡競争が始まろうとしている。
 今なら、まだ止められる‼ このミサイル軍拡競争ー新冷戦体制の始まりを‼





●イージス・アショア中止と連携した、この凄まじい琉球弧のミサイル戦争の実態を、初めて追及!
 ――米海兵隊・陸軍が、「島嶼戦争」ー南西諸島へのミサイル戦争態勢をつくり出しつつある!


*軍事ジャーナリスト・小西 誠が暴く南西シフト態勢
 ―アメリカのアジア戦略と日米軍の「島嶼戦争(part6・10分)

https://youtu.be/03lPJJn0QzE

*以下のシリーズもご覧下さい!
*part1、与那国島・石垣島編
https://youtu.be/2RqdmGT-lr4

*part2、宮古島編
https://youtu.be/KzVQZZq06Lo

*part3、奄美大島・馬毛島(種子島)編
https://youtu.be/IjONW-VsnrI

*part4、沖縄本島編
https://youtu.be/0tFM_UHIhHI

*part5 水陸機動団・陸自の南西諸島動員態勢編
https://youtu.be/9y7anqhoIXE

軍事ジャーナリスト・小西 誠が暴く南西シフト態勢(アメリカのアジア戦略と日米軍の「島嶼戦争」(part6)10分)

2020年05月31日 | 政治・沖縄・日米共同作戦
メディアが報じない、恐るべきミサイル基地建設が先島―南西諸島で始まっている! この全貌を軍事ジャーナリスト・小西 誠が徹底して暴く!

 
宮古島・奄美大島・石垣島ー与那国島・沖縄本島・水陸機動団編に続いての、part6はアメリカのアジア戦略と日米軍の「島嶼戦争」。
自衛隊と米軍との共同態勢下に、南西諸島への米海兵隊・米陸軍の地対艦ミサイル、中距離弾道ミサイル部隊配備などの一大軍事計画が進行。
この凄まじい実態を追及!

●軍事ジャーナリスト・小西 誠が暴く南西シフト態勢part1~part5
*part1、与那国島・石垣島編
https://youtu.be/2RqdmGT-lr4

*part2、宮古島編
https://youtu.be/KzVQZZq06Lo

*part3、奄美大島・馬毛島(種子島)編
https://youtu.be/IjONW-VsnrI

*part4、沖縄本島編
https://youtu.be/0tFM_UHIhHI

*part5 水陸機動団・陸自の南西諸島動員態勢編
https://youtu.be/9y7anqhoIXE



軍事ジャーナリスト・小西 誠が暴く南西シフト態勢(part1・part2・part3・part4)

2020年05月10日 | 自衛隊南西シフト
始まった南西諸島の日米による恐るべきミサイル戦争態勢

自衛隊の南西シフト態勢下の、琉球弧全域への配備の全貌を動画YouTubeで配信。沖縄を再び戦場化しようとする実状を広めよう、全国・全世界へ


*今回Part4は、沖縄本島編・ミサイル戦争編・日米共同作戦編です。
 ――宮古島・奄美大島・石垣島に続いて、沖縄本島でもミサイル部隊配備を始め、自衛隊と米軍との共同態勢下に、地対艦ミサイル、中距離弾道ミサイル配備などの一大作戦計画が進行しています。この凄まじい実態を徹底追及しました!

*沖縄本島編(part4・10分)
https://www.youtube.com/watch?v=0tFM_UHIhHI

*与那国島・石垣島編(part1・10分)
https://www.youtube.com/watch?v=2RqdmGT-lr4

*宮古島編(part2・17分)
https://www.youtube.com/watch?v=KzVQZZq06Lo&feature=share&fbclid=IwAR0hCo5YFc28KaVJD9XuyXJg7fXdlVT6XJoVRGZcdeil1LrV
xexr0k-xwNA

奄美大島・馬毛島(種子島)編(part3・16分)
https://www.youtube.com/watch?v=IjONW-VsnrI&feature=youtu.be

*南西諸島へ対艦・対空ミサイル部隊だけでなく、米軍の中距離弾道ミサイルの配備計画が進行している(昨年の「琉球新報」報道後の)。

――すでに、新防衛大綱では、「島嶼防衛用高速滑空弾部隊・2個高速滑空弾大隊」配備が策定されているが、米中の高速滑空弾開発競争に加わった自衛隊は、この米軍の中距離弾道ミサイル配備に積極的に参入しつつある。

――今、この事態を危機感をもって止めねば、南西諸島はさらに一段とミサイル戦争の一大戦場と化す。

――石垣島・宮古島・沖縄本島などの地対艦ミサイル部隊配備を止めねば、沖縄はこの米中のミサイル戦争の戦場となる。

(この毎日新聞の報道は4月14日だが、重要なので再シェア)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以下、長文記事の重点要約
「米露両国による中距離核戦力(INF)全廃条約の失効を受け、日米両政府は中距離ミサイルの日本配備の可能性を巡って水面下で協議」

「政府関係者によると、内部のシミュレーションでは配備先に「九州本土」や「南西諸島」が例示」
「約1200キロにわたり、約200の島々が連なる南西地域。本州がほぼすっぽりと収まるこの広大な地域で政府は自衛隊の態勢強化を進めている。2014年3月には約7400人が配備されていたが、19年3月には約9000人となった。5年間で約2割も増強」

「中でも目立つのが陸上自衛隊だ。沖縄県内では3月26日、宮古島に地対艦、地対空両ミサイル部隊(計約240人)を新設し、約700人に増強したのに加え、石垣島にも両部隊など(500~600人)を置く計画で、これらが実現すれば、空自の約3920人を抜いて最多となる4500人程度に達する。」

「陸自宮古島駐屯地の佐藤慎二司令は4月5日、編成完結式の訓示で「宮古島は東シナ海と太平洋を隔てる要衝であり、南西防衛の第一線だ」と

「19年8月のINF条約失効を受け、南西諸島は地対艦ミサイルだけでなく、中距離ミサイルの配備先としても米軍から注目されるようになった。米海軍少佐は同月、米オンライン誌「ディプロマット」に発表した論文で、陸自地対艦ミサイル部隊が配置されている南西諸島の駐屯地に米軍の中距離ミサイルを配備することを提案」

2020年4月14日付毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20200414/ddm/012/010/109000c






軍事ジャーナリスト・小西 誠が暴く南西シフト態勢

2020年04月23日 | 自衛隊南西シフト
軍事ジャーナリスト・小西 誠が暴く南西シフト態勢

軍事ジャーナリスト・小西 誠が暴く南西シフト態勢

2020年04月23日 | 自衛隊南西シフト
軍事ジャーナリスト・小西 誠が暴く南西シフト態勢

*私たちは、先島―南西諸島の軍事化・要塞化に抗し、同地域の非武装化を求める共同声明」に賛同します!

2020年03月06日 | 主張
*私たちは、先島―南西諸島の軍事化・要塞化に抗し、同地域の非武装化を求める共同声明」に賛同します!


●「先島―南西諸島の非武装化を求める共同声明」最終集約905人・5団体の発表(2020年3月1日)
*「共同声明」へのご賛同をありがとうございました。

――石垣島・宮古島・種子島(馬毛島)を始め、先島―南西諸島は現在、基地建設の重大な局面を迎えています。どうぞ、全国・全世界へ、この実態を広げるためにご協力ください!

――今なら、まだ間に合う! 今なら、まだ止められる! 先島―南西諸島のミサイル基地化・要塞化!