3月も最終日になりましたが、ここしばらくの中国国内の新規発生は、ほぼ海外からの流入に限られてまいりましたので、現在は中国でも世界の他の国々同様に海外からの流入、蔓延をいかに防ぐかに重点が移っております。
当局発表の数字を見ると、現在の中国全体の罹患者数は3000人まで減り、内半分は香港マカオ台湾(わざわざ台湾のカウントも含んでおります…)と海外流入分のカウントです。残り半分はほとんど武漢になっております。尚、現在は中国国籍以外の外国人は中国への入国不可になってしまっております。
武漢を除く湖北省の人々の移動もつい先日から解禁になり(湖北省周辺省との省界で流入反対などの小競り合いも起きているようですが…)、上海の人々の感情としては海外流入同様に湖北省からの流入にも少々戦々恐々としている、という感じが現在の正直なところかと思います。武漢の人々の移動解禁も4月8日とアナウンスされておりますが…まだ止めてもらいたい感じです。。
上海では企業の復旧率がほぼ100%に近いなどと報道されてはおりますが、特に小資本の個人商店などを中心に店舗系は体感的には半分近いお店が事業を止めてしまったような感じで相変わらずクローズしているお店も多くなっております。
ちょっと郊外のショッピングモールなども相変わらず人影はまばらです。
世界中が鎖国状態に近づいている感じですし、日本も感染爆発に戦々恐々になってしまっておりますが、全世界的な抑え込みはまだまだ先が見えず、当分時間がかかりそうでございます。。