庇葺き替え工事のお手伝いをしています。
目隠しのために塩ビ(ガラス繊維入り)の庇がかかっていました。
長い年月の雨風で痛んで屋根が剝がれてしまい、母屋(梁)・垂木まで痛んでいるところがありました。
大々的な素人による改修工事です。
(設計はプロですが作業は素人です)
残っていた部分の屋根材を撤去。
雨どいの詰まりを修理。
痛んでいる母屋を取替。
新しい垂木に防腐剤(キシラデコール)を塗りました。
若い頃
まだ建築設計事務所に勤めていた頃の話です。
ある現場に配筋検査に行きました。
延べ面積10,000平方メートルを超える大きな現場です。
明日はコンクリート打ちという日です。
投光器をつけて夜まで検査は続きました。
配筋が間違っている箇所は修正です。
修正を指摘した場所は鉄筋やさんが次々に修正にかかります。
コンクリート打設予定量は1600立方メートルくらいだったと思います。
地方のプラントを3つくらい占用したと思います。
すべての検査が終了した後に
修正が終わった箇所の鉄筋の結束のお手伝いをしました。
スーツに長靴です。
深夜まで作業が続きました。
私の結束はキチッと締まりません。
「先生、もういいです!」
「休んでください」
懇願されてしまいました。
設計はできても作業は素人です。
今は、作業も昔よりは腕が上がったと思っています。