ユーロな日々

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この勝利は大きいが、厳しい道のりは続く [Rマドリード-サラゴサ 1-0  リーガ第18節]

2007年01月15日 | 欧州2010-2003
イグワイン、トーレスというカンテラの選手がグティ、サルガドのポジションに入り、ガゴがディアラとビボーテを組んだ。
カッペロはベッカム、ロナウドを切捨て、怪我人、イエロー滞積で人のいないなか、こういう布陣を組んだのだ。
選手たちは引き締まった表情で、真剣にプレーしていた。
これなら結果はついてくるはずだ、と思った。
前半、イグワインがすばらしいアシストで、ファンニスティロイの先制点を演出した。
ガゴも今日はチョンボをせず、そこそこやり、トーレス、ラウルブラボの両サイドも頑張っている。
勝つだろう。勝つはずだ、と思った。
そして逃げ切った。
勝利の瞬間、カペッロが見せた喜びの表情、仕草は見たこともないようなものだった。相当にプレッシャーがあったのだろう。
バルサ、セビリアが負けてくれたおかげで点差が縮まった。
しかし連勝街道を続けられるかどうかは、まだわからない。
ただベッカム、ロナウドがチームを去るということはすばらしい。
この3年間、Rマドリードが何のタイトルもとれなかったことに、彼らは大きな責任がある。シーズン中の、もっとも大切な時期に、ばかげた、派手なパーティを企画して、チームメイトを疲れ果てさせたことは忘れられない。
フットボーラーはフットボールをやっていればればいいのだ。
300億円でアメリカリーグにいくしかないとは、哀れな末路というしかない。
ロナウドはもっと惨めだ。
まともななオファーはないはずだ。裏に商業的な狙いのあるオファーはくるだろうが。
リバウドのようにギリシャにでもいくなら、まだ見直してもいいが、そんな情熱はないだろう。
この二人はクラブに大きな収入をもたらしたかもしれないが、クラブは3年間無冠という代償を払わされたのだ。

[Rマドリード-サラゴサ 1-0 リーガ第17節]