分配金未払い問題を受けて撤退した野球の関西独立リーグの旧運営会社「ステラ」の中村明社長が毎日新聞の取材に応じ、既存の4球団(紀州、大阪、神戸、明石)との間でユニホーム代金の支払いを巡るトラブルが起きていることを明らかにした。
中村社長によると、ユニホーム、帽子、スパイク、バッグ、捕手の防具は、ステラがスポーツ用品メーカーから計約2200万円で購入。無償貸与の形で各球団が使用している。ステラは先月20日の記者会見で撤退を発表したが、中村社長は発表前に開かれた代表者会議の席上で「撤退の条件としてユニホーム代金を球団側が支払うことを挙げた」と主張。弁護士を通じて球団側に支払いを求めているが、15日時点で支払いの意思は示さず、メーカーへの支払いは滞っているという。中村社長は「自分が思いを持って作り上げたリーグなので、円滑に引き継ぎをしたいと考えているが、約束は守ってほしい」と話している。
一方、紀州の竹中則行社長は「(ユニホーム)代金を球団側が支払うという話は一切しておらず、今のスタンスとしては払うつもりはない」とした上で、「ステラと球団の間だけの問題ではないので、今後話し合いをしていきたい」と話している
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中村社長によると、ユニホーム、帽子、スパイク、バッグ、捕手の防具は、ステラがスポーツ用品メーカーから計約2200万円で購入。無償貸与の形で各球団が使用している。ステラは先月20日の記者会見で撤退を発表したが、中村社長は発表前に開かれた代表者会議の席上で「撤退の条件としてユニホーム代金を球団側が支払うことを挙げた」と主張。弁護士を通じて球団側に支払いを求めているが、15日時点で支払いの意思は示さず、メーカーへの支払いは滞っているという。中村社長は「自分が思いを持って作り上げたリーグなので、円滑に引き継ぎをしたいと考えているが、約束は守ってほしい」と話している。
一方、紀州の竹中則行社長は「(ユニホーム)代金を球団側が支払うという話は一切しておらず、今のスタンスとしては払うつもりはない」とした上で、「ステラと球団の間だけの問題ではないので、今後話し合いをしていきたい」と話している