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自称スポーツ評論家
町おこし実践家

プロ野球レジェンドたちの引退物語『プロ野球 最後の言葉』を読んで──感動と教訓の詰まった一冊

2024-12-07 20:05:02 | Weblog
最近、プロ野球ファンとしてどうしても気になっていた一冊『プロ野球 最後の言葉』(中溝康隆著)を読んでみました。この本は、野球界を彩った名選手たちの引退の瞬間と、彼らが残した「最後の言葉」に焦点を当てています。
王貞治、長嶋茂雄といった日本野球の象徴的存在から、掛布雅之、清原和博、秋山幸二といった各時代を代表するスター選手たちまで、多岐にわたる選手たちの引退エピソードが収められています。それぞれの選手がどのように引退を迎えたのか、その背景やドラマが細かく描かれており、野球ファンなら思わず胸が熱くなる内容です。
特に印象に残ったのは、昭和の怪物・江川卓さんの引退エピソード。「電撃引退」と言われた当時、彼の引退発表をニュースで見て驚いた記憶が蘇ります。彼が何を思い、どのような気持ちで最後のマウンドを降りたのかが詳細に語られており、ただのスター選手ではなく、一人の人間としての苦悩が伝わってきました。
また、王貞治さんのラストイヤーについての章では、単なる功績の振り返りではなく、引退に至るまでの葛藤や周囲の反応が丁寧に描かれています。最後まで30本塁打を打つ姿勢は、まさに「王者の風格」そのものです。
この本を読み終えて感じたのは、野球選手の引退は単に「終わり」ではなく、新たな挑戦や次のステージへの「始まり」であるということです。彼らがどのように現役生活を終えたのかを知ることで、これからの人生をどう生きるかについて考えさせられる部分が多くありました。
「最後の言葉」というテーマはシンプルですが、そこに詰まった想いやドラマは計り知れません。プロ野球ファンはもちろん、人生の節目や決断に悩む方にもぜひ手に取っていただきたい一冊です。
実際に読んでみて、選手たちの言葉やエピソードを通じて、自分の中にも多くの教訓や元気をもらえた気がします。ちょっとした時間に読み進められるので、忙しい日常の合間にもぴったりです。
プロ野球という大舞台で輝いた選手たちが、最後に何を語り、どのように去っていったのかを追体験できる貴重な本。ぜひ一度読んでみてください。
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東京から一番近いお城、滝山城、八王子城

2024-12-07 12:29:27 | Weblog
八王子城
  • 場所
    東京都八王子市元八王子町。高尾山の北側に位置し、自然豊かな山城です。
  • 行き方
    JR高尾駅北口からバスで約15分、「霊園前」バス停下車後徒歩10分。城跡の入り口は比較的アクセスしやすいです。
  • 概要
    1590年、豊臣秀吉による小田原攻めの際に落城した山城で、北条氏照の居城。現在は国指定史跡として整備されています。広大な城域が特徴で、山の斜面に築かれた城郭の遺構が魅力です。
  • 見所
    • 御主殿跡:本丸跡にある石垣が美しく、復元された庭園も見応えがあります。
    • 城山川:城跡の中を流れる渓流で、静かな自然と歴史を感じられます。
    • 石垣群:山城ならではの堅固な構造を間近で見られます。
八王子城は山道が多いので歩きやすい靴をおすすめします。歴史と自然を同時に楽しめる場所です。
滝山城
  • 場所
    東京都八王子市高月町。多摩川の南側、標高150メートルの丘陵地帯に位置します。
  • 行き方
    JR八王子駅または京王八王子駅からバスで約20分、「滝山城址」バス停下車後徒歩10分。比較的アクセスが良好です。
  • 概要
    16世紀半ばに大石定久が築城し、後に北条氏が拡張。戦国時代における多摩地域の重要拠点で、現在は東京都指定史跡になっています。
  • 見所
    • 本丸跡:土塁や空堀がよく残り、当時の構造が想像しやすい。
    • 馬出し:防御の要所で、堀や土塁の保存状態が良好です。
    • 桜:春には城跡一帯が桜で彩られ、花見の名所としても人気があります。
滝山城は比較的平坦で散策しやすく、初心者にも訪れやすい山城です。歴史を感じながらのんびり歩きたい方におすすめです。
八王子城はスケールの大きさと自然、滝山城は平坦な構造とアクセスの良さが魅力です。どちらも戦国時代の歴史を堪能できる素晴らしい城跡なので、ぜひ訪れてみてください!
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