goo

ザルツブルクを妄想旅行


前回:三大レクイエムのつづき

モーツァルトの生誕地として有名なザルツブルクだが、ワタシは20年以上前に訪れたことがある。ワタシの場合、映画「アマデウス」や「サウンドオブミュージック」のDVDを鑑賞したことで実際の町をみたいと思うようになった。

昔の旅行で撮った写真をPCに取り込んで投稿してみた。パノラマサイズで撮影していて、どこからの風景かもう覚えていなかったが、グーグルさんにお世話になったら・・・・。どうやらホーエンザルツブルク城から聖ペーター修道院、ザルツァハ川を見ているもののようだ(ありがたい)。

モーツァルトゆかりの地らしく、「モーツァルト○○」と名が付いている施設やら、彼の横顔が描かれている小物やら、モーツァルト好きには心をくすぐられる町だった。町の大きさも観光や見学にほどよい大きさだったような、(当時のワタシはかなり若かったので)観光客は中高年が多かった印象があった。今はサッカークラブの存在が加わって(日本選手のおかげで)、音楽鑑賞だけでなく、現地を楽しむ「見所」が増えたように思う。

食事は旅の楽しみの一つだ。ザルツブルクの郷土料理でデザート「ザルツブルガー・ノッケルン(ザルツブルクの山々という意味らしい)」、今回初めて名前を知った・・・。

実はこれには思い出がある。昔の旅行中のこと・・・レストランで仲間と食事中、隣の食事客の席に白くふっくらとした食べ物が運ばれてきた。ワタシ達は興味津々で見ていたら、その隣のお客さん達がソレを半分くれたのだ。半分といっても大き目のお皿にこんもりとしている。ワタシ達は恐縮しながらも大感激で遠慮なくいただいた。

当時はそのデザートの写真を撮り、後で名を調べよう・・・と思っていたがずっとそのままになっていた。今回それを思いだしグーグルさんにお世話になって、名が判明した。20年以上ぶりに旅行でのやり残しが終わったのだ。あの時のお客さん、優しかった・・・ありがとう。

こうやって昔の旅行写真を見ながら、町を再び歩いているような気分になり、時間を経て過去の旅行の完結をみることができるとは・・・ザルツブルクまた訪れたい町だ。
コメント ( 0 )