出津農楽舎の日々 

〜種を植えると、芽が出るのが不思議でたまらない〜
長崎市 世界遺産の出津集落で始まる農楽舎でのあれやこれ☺️

外海出津集落のシバヤギが、長崎大学附属小学校に出張中〜〜

2021年11月20日 | シバヤギ

長崎市外海出津地区のシバヤギが二頭、長崎大学附属小学校へお出かけです!

3年生の学習の一環として、シバヤギを育てることになったそうです。

子供たちと一緒にシバヤギのことを勉強しながら、ヤギを育ててみようと、わざわざ休日にヤギを受け取りに、先生が2人やってきました。大人しいメスヤギと、まだ小さな赤ちゃんのメスヤギをお貸ししました。

シバヤギは、とても優しく、可愛がれば可愛がるほど、人にも慣れるので、きっと、子供たちといい友達になることと思います。

コロナの影響で、子供たちは、人との触れ合いや、実体験に飢えています。ヤギを育て、触れ合うことで、きっと素晴らしい経験ができることと思います。

子供たちに向けて、飼い主の杉山さんが、ビデオメッセージを送りました。

シバヤギと、いい時間を過ごしてくださいね。

 


シバヤギ交換会のご報告(中止でしたが、関係者のみで行いました)

2021年05月31日 | シバヤギ

美しく晴れ上がった日曜日の午後。

長崎市外海出津地区の「シバヤギ交換会」、コロナの感染拡大に伴い、公開開催は中止となりましたが、交換・譲渡希望者のみで行いました。

シバヤギは長崎県が原産とされる在来種。一般的なヤギよりも小型で、病気に強く飼育しやすいヤギです。可愛がって育てると、人にも慣れて、手を差し出すと寄ってきて甘えたりします。出津地区では、1960年代には700頭ちかく飼われていましたが、今はすっかり減ってしまいました。一日中草を食べるので、除草の為や、また愛らしい姿や優しい性格から愛玩動物(ペット)として、最近人気が出てきています。

出津地区まちづくり協議会は、毎年、このシバヤギの交換会を行っています。繁殖や飼育者の交流が目的です。近親交配を避け、健康なシバヤギを繁殖させるために、他地区のヤギとの交換はとても大切です(気をつけていないと、兄弟や親子どうしでも、すぐに交尾をして子供ができます)。

今年も、残念なことに、コロナ感染拡大のため、公開の交換会は中止とし、事前に希望があった方のみでの開催となりました。

交換を希望する方は、それぞれのヤギをこうして持ち寄ります。

ヤギ愛に溢れたのどかな交換が行われます。

我が家のメスヤギは、早速、エリザベス?だったかな?名前をつけてもらい、とても大事に連れて行かれました。

代わりに、長崎市内でアイドル活動を行っているという人馴れしているヤギと交換しました。

また、雄のヤギも、「立派な小屋を作ってみんなで待っています」ととても大事にしてくれそうな方にもらわれていきました。

連れて行かれるときには、まるで人の赤ちゃんのように泣き叫ぶヤギもいましたが、きっとすぐに新しい環境にも慣れ、楽しく生きていくことでしょう!!

シバヤギを飼ってみたい方、興味がある方は、いつでもお問い合わせください。